A blue and white zebra crossing in Kensington
Photograph: Oliver Dixon

野老朝雄による市松模様の横断歩道がロンドンに出現

ジャパン・ハウスの前、オリンピック関連の展示の一環

テキスト:
Chiara Wilkinson
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ロンドンのケンジントン・ハイ・ストリートに一風変わった横断歩道が出現した。道路に描かれているのは、見慣れているシマシマ模様ではなく、万華鏡で見ているように渦を巻いているエレクトリックブルー色の格子模様。

これは、日本人アーティストの野老朝雄がデザインしたパブリックアート作品。ロンドンのジャパン・ハウスが、この夏開催しているこれまでのオリンピック大会で活躍した日本人デザイナーにスポットを当てる企画シリーズの一環として依頼したものだ。

野老は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で「調和のとれたチェック柄のエンブレム」をデザインした人物。そう、今年のオリンピック開会式でドローンが上空に描いたも、市松模様のエンブレムがモチーフだった。

この横断歩道について野老は次のように語っている。

「つながりをテーマにしたパターンやサインを扱うアーティストとして、ロンドンの風景に自分の作品を置けただけではなく、人生で多くのインスピレーションを与えてくれた街の横断歩道を作れたことが、とてもうれしいです」

一方、ケンジントン&チェルシー協議会の文化担当リードメンバーであるエマ・ウィルは、「野老の新しい横断歩道は、にぎやかなケンジントン・ハイ・ストリートの素晴らしいアクセントになっています。オリンピックを祝福するだけでなく、芸術や文化の影響を強く受けているこの地区の多様性を確実に反映するものとなりました」と述べた。

ジャパン・ハウス・ロンドンでは、1964年に開催された東京オリンピックのデザインに焦点を当てた展覧会『​​Tokyo 1964: Designing Tomorrow』ほか、野老の20年にわたる作品を紹介する回顧展も開かれている。どちらも、2021年11月7日(日)まで。

原文はこちら

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