ironowa hiro ba
Time Out Tokyo Editors

大塚駅前広場がリニューアル、夜は四季を演出したライトアップ演出も

「光のファンタジー」をテーマに整備されたイロノワヒロ バ

テキスト:
Genya Aoki
広告

2021年3月27日、大塚駅北口駅前広場がイロノワヒロ バ(ironowa hiro ba)に生まれ変わった。タクシープールには、大塚の「O」である輪をテーマにした高さ7メートル、直径31メートルの大きなリングや、空に向かって広がるように輪が連なっている高さ8メートルのモニュメントなどを計5カ所に配置されている。

夜には「光のファンタジー」をテーマにタクシープールの大リング、ロータリー、都電三角地、商店街入り口の三つのモニュメント、駅前ファニチャーが連携して光の演出を行い、広場全体をカラフルに彩る。ライトアップの演出は、日没から終電までを想定し、季節や時間帯によって色合いが変化する。毎時00分および30分の5分間は、季節ごとにその時期をイメージした演出を実施

この演出は「まちから生まれる新しい文化」をコンセプトに「多様性のあるまちの景色」「何度でも訪れたくなるまち」という考えのもと、大塚駅北口連絡会とワークショップをしながら作成したものだ。

同区では以前から、大塚駅周辺を人々が集まる交流拠点として再整備を進めてきた。歩行者空間の拡大やバリアフリー化、大塚駅南北自由通路の開通、南口自転車駐車場の設置、南口駅前広場と連続的に整備を行い、このイロノワヒロ バの完成により、大塚駅北口と南口との一体的な街並みが完成した。

今後は地元関係者、イロノワヒロ バという名称を定めたネーミングライツパートナー、豊島区が連携して大塚駅周辺の活性化に取り組んでいくとのこと。ますます盛り上がる大塚の街から目が離せない。

イロノワヒロ バの詳細情報はこちら

関連記事

東京のベストパブリックアート

自分で描いた作品が歩き出す? チームラボの新作展示がスタート

まるでアート作品、国立競技場の浮遊トイレ

ギンザ シックスの吹き抜け空間に新作アートが登場

新大久保の新たなアートスペース、UGOが示す道とは

最新ニュース

    広告