ニュース

バンコク「Gaggan」のシェフが手がけるホテル第1号店、大阪・生駒山地の麓で開業計画

200年の歴史を持つ酒蔵「大門酒造」の敷地内

Dewi Nurjuwita
テキスト
Dewi Nurjuwita
翻訳:
Atsushi Tonosaki
 Daimon Brewery
Photograph: Daimon Brewery | Daimon Brewery
広告

日本のホテルシーンは、これ以上ないほど魅力的に見えているが、こんなニュースが飛び込んできた。

革新的な料理で知られるガガン・アナンド(Gaggan Anand)と、著名ホテルデザイナーのビル・ベンスリー(Bill Bensley)が、大阪にある200年の歴史を持つ酒蔵で、新たなホテルを手がけるというのだ。

その「Gaggan Hotel at Daimon Sake Brewery」がオープンを予定しているのは、生駒山地の麓にある、大門酒造の敷地内。大阪府交野市で1826年に創業し、現在も酒造りを行う酒蔵で、大阪、京都、奈良の中間に位置する。

このホテルは、客室はわずか15室のスイートとなる見込みで、各室の広さは約70平方メートル。一度に宿泊できるゲストは最大でも30人に限られる。

一般的なホテルのように、宿泊を中心にした滞在スタイルではなく、同ホテルでは、細部まで組み立てられたオールインクルーシブ型の滞在が想定されており、食事や旅程は事前に手配される形を取るという。

予定をある程度決めておけば、その分、現地では慌てることなく、酒を楽しみ、湯に浸かり、何もしない時間もゆったりと確保できるというわけだ。

もちろん、食事はこのホテルの大きな魅力の一つとなる。アナンドは、バンコクで最も影響力のあるシェフの一人であり続けており、ファインダイニングを、より遊び心にあふれ、劇場的で、既存のルールを打ち破るものへと変えてきたことで知られる。

バンコクにある彼のレストラン「Gaggan」は、最近発表された「Asia’s 50 Best Restaurants 2026」でも上位にランクインし、アジアのフードシーンで引き続き大きな注目を集めている。

ベンスリーは、カンボジアの「Shinta Mani Wild」、ラオスの「Rosewood Luang Prabang」、バリの「Capella Ubud」など、アジアで特に記憶に残るホテルの数々を手がけてきたデザイナーだ。

新しいホテルにも、控えめなベージュ基調のミニマリズムではなく、ストーリーテリング、マキシマリズム、そして劇場的なディテールがふんだんに盛り込まれることを期待したい。

「Gaggan Hotel at Daimon Sake Brewery」には、3つのダイニングスペース、庭園、温泉、スパ、蒸留所が設けられ、ウェルネスプログラムや酒のテイスティング、アート&クラフトのワークショップも楽しめる予定だという。

ホテルの建設開始は2027年、完成は2028年から2029年の見込みだ。


関連記事

Gaggan Anand and Bill Bensley are opening a hotel in a 200-year-old sake brewery in Japan(原文)

東京から7店がランクイン、「アジアのベストレストラン50」2026年版が発表

タイムアウトマーケット大阪に新店ラッシュ、大阪発の7つの魅力が加わる

関西、2026年にオープンする注目の新施設7選

大阪、日常をエスケープするスポット8選

天王寺でしかできない10のこと

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら  

最新ニュース
    広告