日比谷野音
Photo: Photo AC

ロックの聖地、フォークの殿堂「日比谷野音」が老朽化のため建て替えへ

2024年度以降に休館、100周年を記念したさまざまなイベントも

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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1923(大正12)年に開業し、今年で100周年を迎える「日比谷野外音楽堂」(以下、野音)が、建物の老朽化による建て替えのため休館することが分かった。時期は、2024年度以降を予定している。

野音は日本初の野外音楽堂として誕生、2度の改修を経て、現在は3代目の会場となる。さまざまなライブやコンサートのほか、市民の集会所としても活用されてきた。

東京に住む音楽ファンならば、一度は訪れているであろう野音。長い歴史の中には、キャンディーズの解散宣言ライブや、キャロルの解散コンサート、RCサクセションの伝説的なステージ、尾崎豊の飛び降り事件、小沢健二のファーストソロライブ、SUPER BUTTER DOGの解散ライブ、10円コンサートなど、人それぞれに数えきれないほどの思い出が詰まっている。

100周年を祝う「日比谷野音100周年記念事業」として、実行委員長には東京事変のメンバーであり、音楽プロデューサーでベーシストの亀田誠治を迎えて、さまざまなイベントを企画している。公式ウェブサイトまたは郵送で「日比谷野音にまつわる想い出エピソード」を募集しており、受賞者には、表彰状および記念プレート、オリジナルグッズを授与するという。2023年7月31日(日)17時必着で、現在応募を受け付けている。

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