海外旅行、制限なしで入国できる国リスト

2022年10月、各国が水際対策大幅緩和へ

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
広告
2022年10月から台湾、韓国、タイと、旅行先として人気の国が隔離制限緩和を発表した。日本政府も1011日(火)から水際対策を大幅に緩和するなど、世界中で観光目的の入国がコロナ禍以前に戻りつつある。
本記事では、日本人の渡航先として人気のある国の中でも、待機期間を設けずに入国できる国や、入国規制が撤廃された国をまとめた。海外渡航を検討している人は、参考にしてほしい。

目的地となる国の入国制限について確認するのはもちろん、日本への帰国に関しても出国する国によって対応が変わってくるので注意が必要だ。日本の水際対策は、大きく分けて、青区分の国と黄区分の国によって異なる。

【青区分の国から入国】
予防接種の有無にかかわらず、日本入国後の隔離は必要なし
【黄区分の国から入国】
ワクチン接種者も検疫は免除。ただし、黄区分の国からの渡航者で、ワクチンを3回接種していない場合は、5日間(3日目に任意の検査を受けて陰性であれば3日間)の自己隔離が必要となる場合あり

区分別の詳細なリストや帰国のために必要なものなどは、こちらの記事にまとめてある。併せてぜひチェックしてほしい。

※2022年10月5日時点の情報を掲載、最新情報は外務省の特設ページや各国大使館のウェブサイトを要確認

アジア・オセアニア

<入国:規制なし/帰国:青色区分>

タイ
10月11日からワクチン接種証明書や陰性証明書などの書類提示は不要。

詳細はこちら

韓国
入国前に検疫情報事前入力システムQ-code)へ情報登録、出発24時間前に「電子旅行許可制(K-ETA)」を申請し、許可を受ける必要あり。

詳細はこちら

カンボジア
ワクチン接種証明書が必要。ワクチン未接種の入国者に対しては,到着時に抗原検査を実施。費用は5アメリカドル(約720円)で、自己負担。検査の結果が陽性の場合は7日間の隔離。

詳細はこちら

マレーシア
新型コロナウイルス感染症対策アプリ「MySejahtera」で、健康状態と渡航に関する情報を渡航7日前までに登録。ただし、大型商業施設によっては入場時にワクチン接種歴などを確認されることもあるため、念のため「紙で持参」または「アプリへ移管」を推奨。

詳細はこちら

シンガポール
ワクチン接種証明書、到着の3日前までに「SG到着カード(SGAC)」の記入、「TraceTogether(TT)」アプリのインストール。ワクチン未接種者は、出発前2日以内に行われる出国前検査での陰性証明が必要。

詳細はこちら

オーストラリア

ワクチン接種証明などの書類提示は不要だが、入国後の要件は各州・地域ごとに異なるため、目的地の最新情報の確認が必要。ビクトリア州では入国後24時間以内の受検を奨励。そのほかの州では、ワクチン接種状況にかかわらず、受検および隔離の義務なし。

詳細はこちら

ニュージーランド
ワクチン接種証明書、「NZ渡航者申告システム(New Zealand Traveller Declaration)で渡航前にオンライン申告。ビザなしの入国の場合、事前に「電子渡航認証(NZeTA)の取得。

詳細はこちら

<入国:規制なし/帰国:黄色区分>

インド
ワクチン接種証明書かRT-PCR検査の陰性証明書。デリー空港ウェブサイト「Air Suvidha」で自己申告書を提出。ビザまたはe-Visaの取得。また、インド到着時には、6歳以上を対象にRT-PCR検査をランダムで実施。

詳細はこちら

ベトナム
1万アメリカドル(約145万円)以上の補償額がある海外旅行保険への加入が必要。入国日から10日以内は自己健康観察を行う必要あり。

詳細はこちら

<入国:規制あり/帰国:青色区分>

台湾(20221013日以降)
入国後、7日間の自主防疫を実施。

詳細はこちら

インドネシア
入国できる空港は、ジャカルタやバリ島など主要空港を含む15空港。ビザ(APECビジネストラベルカード、滞在許可、定住許可でも可)、2回分のワクチン接種証明書、アプリ「PeduliLindungi」の登録が必要。

詳細はこちら

ヨーロッパ

<入国:規制なし/帰国:青色区分>

アイスランドアイルランドイギリスイタリアオーストリアオランダギリシャスイススウェーデンチェコデンマークドイツノルウェーハンガリーフィンランドフランスブルガリアベルギーポーランドポルトガル
ワクチン接種証明書または陰性証明書などの書類提示は不要。

詳細は各国大使館のウェブサイトを要確認

スペイン
ワクチン接種証明書、陰性証明書、回復証明書のいずれかの書類が必要。

詳細はこちら

<入国:規制なし/帰国:黄色区分>

トルコマルタ
ワクチン接種証明書または陰性証明書などの書類提示は不要。

詳細は在トルコ日本国大使館マルタ観光局のウェブサイトを要確認

北米

<入国:制限なし/帰国:青色区分>

アメリカ(ハワイ含む)
ワクチン接種証明書、アメリカ疾病対策センター(CDC)のウェブサイト内にある宣誓書への記入と書面の持参、コンタクト・トレーシング・フォームへの記入、「ビザ免除プログラム(ESTA」を7日以上前にオンラインで申請。

詳細はこちら

カナダ
VISAまたは「電子渡航認証(eTA)」のみ。

詳細はこちら

中南米

<入国:制限なし/帰国:青色区分>

メキシコ
事前にメキシコ政府のウェブサイトで「空路用出入国カード(FMME)」へ入力が必要。

詳細はこちら

ブラジル
ワクチン接種証明書、もしくはフライト前日までに実施された抗原検査かRT-PCR検査陰性証明書。いずれもポルトガル語、スペイン語、または英語で記載されていることが条件に含まれるので注意。

詳細はこちら

コロンビア
ワクチン接種証明書、もしくは出国前72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書、または出国前48時間以内に実施した抗原検査の陰性証明書。フライトの72時間前から1時間前までの「Check-Mig」への登録。

詳細はこちら

関連記事

2023年3月27日、ついにパスポート更新がオンラインで申請可能へ

ANA、入国に関する規制撤廃受け10月末から増便へ

スカイトラックスが発表、2022年の最も優れた航空会社は?

どう変わった? 外国人観光客の入国制限の新ルールについて

2022年、パスポートが最もパワフルなのは日本とシンガポール

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら 

最新ニュース

    広告