グランドハイアット東京のロビーがアートスペースに

東京六本木にあるラグジュアリーホテルのグランドハイアット東京では、ハイアットグループが実施するグローバルプロジェクト「Hyatt Loves Local」に参加中だ。同プロジェクトでは、コロナ禍の影響を受けた中小企業や地域コミュニテ　ィーを活性化しサポート。この一環として、グランドハイアット東京のロビーをアートスペースとして解放し、アートに触れられる機会を創出する。

2021年6月から開催しているのが、ローカル企業のOne Avenueが企画とアートディレクションを担う展示『Ribbon of Life』だ。同展は、ホテルのロビーを訪れる人に人間同士のつながりや命の大切さなど、さまざまな思いを感じてもらうきっかけを提供。

ファッションやフォト、陶芸を掛け合わせたユニークな展示となっており、展示終了後も一切ゴミを出さないサステナブルなアートインスタレーションを目指す。 

幾田桃子と千々松由貴によるコンセプチュアルなファッションアートブランド『MOMOKO CHIJIMATSU』は、『リボンドレス』という作品を展示。この作品には「誰もが愛される存在であり、魂を愛で包み込んで大切にリボンをかけてあげたい」というメッセージが込められており、ファッション誌界で活躍する横浪修が撮影を担当した。

そのほか、独自のスタイルを展開する陶芸家、辻村唯が空間に調和する美しい作品の数々を展示する。

『Ribbon of Life』は、2021年7月11日（日）まで開催。ホテルのロビーという洗礼されたスペースを舞台に繰り広げられるアートな空間を楽しんでほしい。

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