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原宿駅から徒歩約7分、明治通り沿いのビルの奥に、ジェラートやドリンクを楽しめるカフェ「ジェラートとエスプレッソと」がオープンする。
全国に約20店舗を展開する「パンとエスプレッソと」系列の新業態で、「旬”喫茶パンエス」の店舗をリニューアルしたもの。それぞれに特徴的な店舗展開をする他店のように、同店では、ジェラートを中心に、ジェラートと相性の良いスイーツやドリンクを提供する。

ジェラートのフレーバーは約20種類。王道の「バニラ」「チョコレート」「抹茶」はもちろん、「キャロットケーキ」や「バジルチョコ」など、名前からは想像がつかないユニークなラインアップも揃う。

中でも注目は、「ムー」という愛嬌ある名前のフレーバー。「パンとエスプレッソ」の看板商品であるキューブ型食パン「ムー」を混ぜ込んだ一品で、バターがたっぷり練りこまれたムーの香りがジェラートの中に溶け込む。同店でしか味わえない特別なフレーバーだ。

「エスプレッソ」フレーバーには、自社焙煎(ばいせん)した豆を使用。パンとエスプレッソでも提供されているこだわりの豆で、甘み・酸味・苦味のバランスが良く、ミルクと合わせても風味がしっかり残るのが特徴だ。
そのため、エスプレッソ味とバニラ味をダブル(900円、以下全て税込み)でオーダーすれば、アッフォガートのような味わいが楽しめる。

さらに、自家製のワッフルコーンは「ムー」と同じ粉のブレンドを使い、1枚ずつ焼き上げられている。程よい甘みと塩味があり、ジェラートとの相性も抜群だ。
ジェラートは、好みのフレーバーを選んでシェイクにしてもらえる。中でも、エスプレッソ味のジェラートを使ったシェイクは、同店だけの楽しみ方として勧めたい。

ドリンクメニューも豊富。旧店舗で人気だった「リボンクリームソーダ」(1,000円)をはじめ、エスプレッソはもちろん、そのほかのドリンクも豊富に揃う。

フードメニューも魅力的だ。キャロットケーキ(700円)、スコーン(400円)、蘭王カヌレ(400円)、そして「メープル&バター」のワッフル(1,000円)など、店内で焼き上げられる。

同店に訪れたら、パステルカラーで彩られた屋外の飲食スペースにも注目してほしい。入り口はあえて小さく設計されており、腰を屈めて中に入ると、まるで絵本の小人の家に招かれたかのような気分になる。また、愛犬と一緒に過ごせるのもうれしい。


少し奥まった場所にあるので、にぎやかな原宿で静かに過ごせる穴場カフェになりそうだ。ぜひ自分だけのお気に入りの味を見つけに訪れてみてほしい。
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