東京五輪、海外からの観客受け入れ断念を決定

海外ボランティアも見送り、チケットは払い戻しの見込み

Lim Chee Wah
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Lim Chee Wah
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東京2020オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は、新型コロナウイルス感染症の影響で海外からの観客受け入れの断念を決定した。

これは、2021年3月20日の会議で決定。この会議には国際オリンピック委員会(IOC)会長のトーマス・バッハ、国際パラリンピック委員会(IPC)会長のアンドリュー・パーソンズ、東京2020オリンピック・パラリンピック大会組織委員会委員長の橋本聖子、東京都知事の小池百合子、五輪担当相の丸川珠代が参加した。

3月21日に緊急事態宣言は解除されたものの、日本ではこうした大規模なイベントを開催するには依然としてリスクがあるのも事実。2020年3月に始まった新型コロナウイルスの世界的流行によって東京五輪は開催延期となり、東京オリンピックが2021年7月23日(金・祝)〜8月8日(日・祝)に、東京2020パラリンピックが8月24日(火)〜9月5日(日)に開催される予定となっている。

ジャパンタイムズによれば、一部の例外を除いて海外からのボランティアも受け入れない方針だ。なお、すでに購入済みのチケットは払い戻しされるという。

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