「世界最大のクリスマスツリー」は12月7日から点灯

イタリア・グッビオ、インジーノ山のライトアップ

Ed Cunningham
テキスト:
Ed Cunningham
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
広告

自分の家には、​​結構立派なクリスマスツリーを飾っていると思っているだろうか。イタリアのグッビオにある、世界で最も象徴的なクリスマスツリーの一つのことを知ったら、その考えも改まるかもしれない。何千もの電飾が施されているこのツリーの大きさは1000平方メートル以上で、30マイル(約48キロメートル)先からも見られるという。さすがにこの巨大さにかなうツリーはそうないだろう。

ただ察しの通り、、グッビオのツリーは正確には「木」ではない。インジーノ山の斜面に浮かび上がる、巨大な光のディスプレーなのだ。数千もの色とりどりのライトと数キロに及ぶ電線ケーブルが点灯されるのは毎年12月7日。1981年に初めて登場し、1991年以降はギネスブックに「世界最大のクリスマスツリー」として登録されていることでも有名だ。点灯式は近年盛り上がりを見せ、フランシスコ教皇やベネディクト16世など、ローマ教皇がスイッチを押している。 

グッビオは、イタリアのウンブリア州にある中世の古都。ローマ遺跡や水道橋で有名なこの街は、ローマやフィレンツェから車で約2時間半の距離にある。

この街のクリスマスツリーがとても壮大に見えるか、(本物の木ではないため)ひどく貧弱に見えるか、好みが分かれるところかもしれない。しかし、自身の目で見る価値があることは間違いない。ツリーの点灯期間は、2022年12月7日(水)から2023年1月12日(木)まで。

関連記事

The world’s biggest Christmas tree is about to be lit up(原文)

東京、クリスマスマーケット・イベント2022

東京、ホテルで楽しむクリスマスアフタヌーンティー6選

丸の内仲通りに「ザ ・ペニンシュラ東京」のクリスマスマーケットが登場

NYロックフェラーセンターのクリスマスツリー、今年は地元産

12月前半の日曜日、ニューヨークの5番街が歩行者天国に

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら  

最新ニュース

    広告