バーガーポリス
Photo: Keisuke Tanigawa

シンプルに際立つ肉のうま味、バーガーポリスが碑文谷に開店

TACUBOオーナーが手がける絶品バーガーとナチュールワインの新店

テキスト:
Hisato Hayashi
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2021年2月28日、グルメをうならせるハンバーガーショップ、バーガーポリスBurgerPOLICE)がグランドオープンした。場所は都立大学と学芸大学の中ほどの碑文谷警察署隣にあり、店名の由来はこの立地からとったもの。イタリアンの名店、TACUBOオーナーの新店だけあって、プレオープンから予約や問い合わせが絶えなかったそうだ。

バーガーポリス
Photo: Keisuke Tanigawa

 シンプルな素材のおいしさと生産者への思い

看板メニューの『塩バーガー』(1,980円)は、長期飼育の和牛スネ肉などのパテが特徴。ポピュラーなハンバーガーに用いるソースを使わずに、肉そのもののうま味を生かした逸品で、バターの塩気がきいている。全てTACUBOでも扱っている食材を使用しており、『プレミアム塩バーガー』(3,520円)は、オーダーが入ってから手切りしたサーロインのパテを焼き上げた贅沢なメニューだ。

バーガーポリス
『塩バーガー』(Photo: Keisuke Tanigawa)

味の濃い新鮮なマグロをパテにした『やま幸の鮪バーガー』や、北海道福田農園の肉厚なシイタケを使った『王様しいたけバーガー』など、生産者の名前や品名が入ったメニューも。その裏には、コロナ禍で大変な生産者へ貢献したいという思いがあった。

ナチュールワインと豊富な前菜 

バーガーポリス
Photo: Keisuke Tanigawa

アルコールメニューはナチュールワインの品ぞろえが豊富だ。素材の味が際立つバーガーによく合い、ゴクゴクと飲めてしまうワインがそろっている。この日は新鮮なブドウジュースのように軽やかな、微発泡の『スチューベン』(880円)が提供された。

季節ごとの旬な食材を使った前菜にも注目したい。春が旬の野生のルッコラを取り入れたサラダや、ヤリイカとイタリア産のグリーンピース、ほかにも野菜がたっぷり入ったミネストローネ、香り高いマッシュルームのポタージュなど、バーガーと合わせたいスープもそろう。

待たずに入りたい人は予約必須だが、当日席もわずかに用意しているという。シンプルかつ洗練されたバーガーを味わいに、休日は碑文谷に訪れよう。  

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