アートウィーク東京
画像提供:アートウィーク東京会期中に各参加施設をつなぐシャトルバス「AWT BUS」

東京の「今」を知る展示を無料バスで巡る、「アートウィーク東京」が開幕

六本木や清澄白河、天王洲などの美術館とギャラリー探索へ

Mari Hiratsuka
テキスト:
Mari Hiratsuka
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10の美術館と41のギャラリーが集結する、現代アートの祭典「アートウィーク東京(AWT)」が2022年11月3日(木・祝)から4日間限定で開催。同イベントは、世界最大のアートフェア「アートバーゼル」と連携したもので、昨年から始まった。大きな特徴は、アートスペースを結ぶ無料のシャトルバス「AWT BUS」が運行されること。6つのルートで目当ての美術館をサクサクと巡れるのだ。ここでは、その魅力を紹介しよう。

無料シャトルバスでスイスイ展示を巡る

開催期間中は、六本木や清澄白河、天王洲などのエリアを6つのルートで「AWT BUS」が、10時から18時まで約15分間隔で巡回。公式アプリの「AWT PASS」を提示すると、各バス停のどこからでも乗り放題となる(途中で別ルートに乗り換えることも可能)。電車を乗り継ぐと意外と時間がかかる美術館巡りをスムーズにしてくれる。

ルートは公式アプリに掲載され、走行中のバスの位置もアプリで把握できるようになっているという優れものだ。

アートウィーク東京
画像提供:アートウィーク東京菊地敦己デザインのオリジナルトートバッグ

また、アプリにはスタンプラリー機能も搭載。いずれかのバスルートでスタンプを全て集めると、本企画のアートディレクターを務める菊地敦己デザインのオリジナルトートバッグがもらえる。

芸術の秋到来、各美術館で注目の展示がたくさん

大竹伸朗展
Photo:Kisa Toyoshima大竹伸朗展

美術館での展示では、大竹伸朗(東京国立近代美術館)やリ・ウファン(李禹煥、国立新美術館)をはじめとした濃密な回顧展に注目したい。ギャラリーでの展示には、ジュリアン・オピー(MAHO KUBOTA GALLERY)、池田亮司(TARO NASU)といった世界でも名高い作家が参加する。

ジュリアン・オピー
Photo:Kisa Toyoshimaジュリアン・オピー

さらに、安瀬英雄(KANA KAWANISHI GALLERY)や田村友一郎(KOTARO NUKAGA)などの新鋭作家も出展。2017年に逝去したダーン・ファンゴールデンの個展(MISAKO & ROSEN)も必見だ。

期間限定のバーでアーティストとコラボしたドリンクを堪能

建築家の萬代基介が設計した「ATW BAR」が南青山(港区南青山5-4-30)にオープン。安瀬英雄、川内倫子、田村友一郎、ミヤギフトシの4人のアーティストとコラボレーションしたオリジナルカクテルが提供される。

アートウィーク東京
画像提供:アートウィーク東京田村友一郎とのコラボレーションカクテル(右)、川内倫子とのコラボレーションカクテル「M/E」(左)

アート巡りを終えた後、このスペシャルカクテルを堪能してみては。

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