「ビーチ博士」が選ぶアメリカのベストビーチ

1位はノースカロライナ州ライフガードビーチ

Erika Mailman
テキスト:
Erika Mailman
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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もうすぐ夏。今年こそは柔らかい砂、刺激的だが高過ぎない波、好天、そして混雑していない海岸線といった条件がそろった、魅力的なビーチに行きたいと思っている人は多いはずだ。

アメリカでどのビーチへ行けばいいのかを探す時、頼りにしたいのが「ビーチ博士」ことスティーブン・パーカー・レザーマン。彼が最近、『全米のベスト・ビーチ』の2022年版ランキングを発表したことを、Travel + Leisureが伝えている。

レザーマンは、30年以上にわたってビーチの評価しランク付けし、毎年「全米ベストビーチ」を発表している。彼はまた、離岸流の危険性を訴え、ビーチに禁煙ポリシーを採用するよう働きかけていることでも知られている。

今年のランキングのトップに輝いたのは、ノースカロライナ州のライフガードビーチ。本土から26マイル(約42キロメートル)離れている場所にある、オクラコーク島に広がるハッテラス岬国定海岸の一部だ。この島へ行くには、ハッテラスからフェリーで70分かかる。

オクラコーク島は「海賊黒ひげの故郷」として知られ、夏の終わりに大きなサーフィン大会が開催される全米屈指の「ワイルドな」ビーチも有する。ただ、ライフガードビーチには、ゴルフコースや豪華なホテルはない。このビーチは、泳ぎとビーチコーミングを楽しむだけの場所といえる。

ビーチ博士が選んだ今年2番目のビーチは、フロリダ州ダニーデンのカラデシ島州立公園。このビーチも行くのに少し手間がかかる。歩行者フェリー、プライベートボート、または徒歩(クリアウォータービーチから1時間以上)で訪れる必要がある。

水晶のように白い砂浜について、ビーチ博士は「柔らかくて心地よい」とコメント。遊歩道トレイルや、大きなアオサギを見るためにマングローブの中をカヤックやカヌーで探索することを薦めている。

3位にランクインしたのは、ニューヨーク州サウサンプトンのクーパーズビーチ。ここはロングアイランドの南岸にあるため、寒流から遮断されている。ビーチ博士いわく、このビーチはアメリカで最初の「ゴールドコースト」。ビーチグラスに覆われた砂丘と豪邸を背に、粒状で白い石英砂のビーチが数百ヤードも広がる。アイスクリームや冷たい飲み物が買える売店があるのもうれしい。

4位以降は、以下のランキングで確認できる。 

全米のベストビーチ 2022年版ビーチ博士)

1. ライフガードビーチ(ノースカロライナ州オクラコーク島)
2. カラデシ島州立公園(フロリダ州ダニーデン/クリアウォーター)
3. クーパースビーチ(ニューヨーク州サウサンプトン)
4. セントジョージアイランド州立公園(フロリダ州)
5. デュークカハナモクビーチ(ハワイ州オアフ島)
6. ライトハウスビーチ(ノースカロライナ州アウターバンクス、
バクストン
7. コロナドビーチ(カリフォルニア州サンディエゴ)
8. ワイレアビーチ(ハワイ州マウイ島)
9. ビーチウォーカーパーク(サウスカロライナ州キアワ島)
10. コーストガードビーチ(マサチューセッツ州ケープコッド)

原文はこちら

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