I'm Donut?
Photo: Keisuke Tanigawa

中目黒にアマムダコタンのドーナツ専門店が開店、I’m donut ?の魅力とは

一度食べたら忘れない、もっちり食感ととろけるような口溶け

編集:
Genya Aoki
テキスト:
Tomomi Nakamura
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中目黒駅前に、アマムダコタン(AMAM DACOTAN)が手がけるドーナツのテイクアウト専門店、アイムドーナツ?(I’m donut ?)が2022年3月18日にオープンした。アマムダコタンは「マリトッツォブームの火付け役」といわれている福岡県六本松発の人気ベーカリーだ。2021年10月に表参道に進出すると、オープン初日は数時間におよぶ待ち時間が発生。今最も話題のベーカリーといっても過言ではない一軒である。

ネオンサインが目を引くアイムドーナツ?の外観(Photo: Keisuke Tanigawa)
ネオンサインが目を引くアイムドーナツ?の外観(Photo: Keisuke Tanigawa)

そんな人気店の新業態がアイムドーナツ?だ。ここでしか食べられない独自レシピのドーナツが8種類並んでいる。中目黒駅から徒歩1分の高架下にあり、改札を出るとすぐに同店のネオンサインが目に入るだろう。開店前から焼き上がりを待ちわびる人たちが列をなしている。

ガラス越しに見えるドーナツを揚げる風景(Photo: Keisuke Tanigawa)
ドーナツを揚げる様子をガラス越しに見られる(Photo: Keisuke Tanigawa)
揚げたての『アイムドーナツ?』(Photo: Keisuke Tanigawa)
揚げたての『アイムドーナツ?』(Photo: Keisuke Tanigawa)

同店の看板商品である生ドーナツ、『アイムドーナツ?』(205円)は、アマムダコタンで発売(50個限定)していたもの。またたく間に口コミで話題を呼び、売り切れ続出だった生ドーナツを「もっと多くの人に届けたい」という思いからドーナツ専門店を立ち上げた。

左から『レモン』、『フランボワーズ』、『生ドーナツ』、『プロシュート』
左から『レモン』『フランボワーズ』『生ドーナツ』『プロシュート』(Photo: Keisuke Tanigawa)

ユニークな店名は、ドーナツ自身が「私はドーナツなの?」と疑問に思っていることをイメージして付けられたものだという。ベーカリーとして経験を積んできた同店のドーナツは、既存の専門店とはひと味違う、新食感がポイントだ。

ずらりと並ぶ『レモン』(Photo: Keisuke Tanigawa)
ずらりと並ぶ『レモン』(Photo: Keisuke Tanigawa)

おいしさと健康を考慮し、全ての商品にトランス脂肪酸フリーのショートニングとオリジナルブレンドした国産小麦を使用。生地はブリオッシュ生地と菓子生地の2種を使い分けている。ここからは、特におすすめのメニューを4つ紹介しよう。

『生ドーナツ』(Photo: Keisuke Tanigawa)
『アイムドーナツ?』(Photo: Keisuke Tanigawa)

同店で一度は味わっておきたいのが、アマムダコタンで圧倒的人気を誇るプレーンの生ドーナツ、『アイムドーナツ?』(205円)。「ブリオッシュ生地を揚げてみたらおいしいのでは?」という発想のもと誕生した。つなぎにカボチャを使用することで水分をキープ。生地をしっかりとらませるために発酵時間を長く取っている。さらに高温でサッと揚げることで、ふわふわな食感ととろけるような口溶けを実現しているのだそう。

『フランボワーズ』(Photo: Keisuke Tanigawa)
『フランボワーズ』(Photo: Keisuke Tanigawa)

トップに添えられたキイチゴとピンク色のクリームがキュートな『フランボワーズ』(518は、表面はさっくり、内側はもっちりとした弾力感が感じられる菓子生地を使用したドーナツ。中にはフランボワーズのピューレとクリームチーズを合わせたクリームが入っており、華やかな香りと程よい酸味が引き立つ味わいに仕上がっている。

『レモン』(Photo: Keisuke Tanigawa)
『レモン』(Photo: Keisuke Tanigawa)

リングの形をした『レモン』(313は、レモン果汁をプラスした甘酸っぱいグレイズで表面をコーティングしたドーナツ。その日に八百屋から仕入れた新鮮な果実を削ったレモンピールとピスタチオが上に添えられており、爽やかな風味と食感がアクセントになっている。

『プロシュート』(Photo: Keisuke Tanigawa)
『プロシュート』(Photo: Keisuke Tanigawa)

もっちりした菓子生地に刻んだオリーブを練り込み、トップにパルマ産の生ハムをふわりとかけた『プロシュート』(421は、ワインと合うつまみのような変化系ドーナツ。さっくりジューシーな表面としっとりとした内側の生地にオリーブと生ハムのうま味が見事にマッチしており、一度食べたらやみつきになる味わい。小腹が空いたときにもぴったりの逸品だ。

全8種類揃うドーナツ(Photo: Keisuke Tanigawa)
全8種類そろうドーナツ(Photo: Keisuke Tanigawa)

このほかにも、『ピスタチオ』『カスタード』『グレーズド』『チョコレート』といった個性豊かなフレーバーが4種そろう。驚きと発見に満ちた新食感のドーナツは話題性もあり、手土産やギフトにも最適である。自分へのご褒美にもぜひ一度味わってみてほしい。

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