A rendering shows the ES-30 electric airplane flying above snow-topped mountains. It is mainly white, with red and black accents, including the red maple leaf logo for the airline
Heart Aerospace

エア・カナダが30機の電動航空機を購入

本格運行は2028年の見込み

Erika Mailman
テキスト:
Erika Mailman
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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Business Insiderのレポートによると、エア・カナダは2022年9月15日、スウェーデンのハート・エアロスペース社製の電動航空機、ES-30を30機購入すると発表した。

同機が1回の充電で飛行できるのは、標準で124マイル(約200キロメートル)。バッテリーを発電機で補う場合はその距離を2倍の248マイル(約400キロメートル)に、さらに乗客をフルキャパシティの30人から25人に限定することで、最大497マイル(約800キロメートル)まで延ばすことができる。

乗客30人の場合、座席の配列は2列と1列で、ギャレーや化粧室も完備。搭載するのはリチウムイオンバッテリーで、フル充電には時間は30〜50分を要する。ターボプロップエンジンを使う通常の飛行機に比べ機内は静かになり、動作パラメータが改善されることで飛行の信頼性も向上。万が一、トラブルが発生した場合は、持続可能な航空燃料を使用する予備のハイブリッド発電機が作動する。

4つのプロペラが組み込まれている機体のデザインは、どこかスペースシャトルをほうふつとさせる。この航空機は見た目がクールなだけでなく、地上インフラが最小限で済むというメリットもあるという。

ES-30が実際に乗客を乗せて運行するのは、2028年の予定。エア・カナダでは、2050年までに完全にエミッションフリーになることを目標にしている。またプレスリリースによると、同社は今回、ハート・エアロスペース社の500万ドル(約7億1,820万株式も取得したそうだ。

アメリカの主要航空会社の多くは、将来に向けて電動航空機関連のテクノロジーへの投資をすでに始めているが、Business Insiderによると、デルタ航空だけは「様子見」をしているようだ。しかし、そろそろ「乗り込む」時期だといえるだろう。

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Air Canada just added 30 fully electric planes to its fleet(原文)

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