ニューヨークのタイムズ・スクエアに巨大観覧車が出現

高さ約33.5メートル、期間限定で設置

Shaye Weaver
テキスト:
Shaye Weaver
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ニューヨークでは、スタテン島で計画されている大観覧車の建設が何年も待たれているが、それが実現する前にタイムズスクエアのど真ん中で大観覧車に乗れるチャンスがやってきた。

2021年8月23日に一般公開されたこのTimes Square Wheelは、高さ110フィート(約33.5メートル)。公式ウェブサイトでは、眺めの素晴らしさについて「世界を代表する交差点を今までにない形で紹介します。壮大な広告ビジョンの間を上っていくことにより、広い画角の圧倒的な景色が見られるでしょう」と説明している。

この観覧車の設置場所は西47丁目と48丁目の間、ブロードウェイにあるダフィー・スクエアの西側。残念ながら、楽しめるのは約2週間のみとなっている。営業時間は2021年9月12日(日)までの毎日12時から24時まで。1回転の所要時間約12分だ。

この企画を資金面でバックアップしているのは、ブルックリンにあるAMPM Entertainment Concepts社のビト・ブルーノ。彼は数カ月前、タイムズ・スクエア・アライアンスに観覧車の設置を打診して、熱意を持って迎えられた。

タイムズ・スクエア・アライアンスの代表、トム・ハリスは観覧車の設置について、次のように述べている。「私たちの素晴らしい街を称賛するために、今こそ大胆なアイデアが必要なのです。タイムズ・スクエアに観覧車が設置されることで、この場所を全く新しい視点で楽しむことができます。これはこの時代を生き抜いてきたからこそ実現できたのです。今までに見たことのない、タイムズ・スクエアを見に来てください」

ブルーノは、ニューヨーク・ポスト紙に対し、この観覧車は「世界で一番の自撮りスポットとなり、タイムズ・スクエアは何億ものポジティブな印象を持たれることになるだろう」と語っている。

タイムズ・スクエアに観覧車ができたのは久々だ。過去にいくつか設置されたことがあるが、記憶に新しいのは、トイザらスが作った65フィート(約20メートル)の観覧車。何年も家族連れを魅了したが、2015年に同店が閉店したことでなくなった。

Times Square Wheelに乗るためには、公式ウェブサイトでチケットを購入する必要がある。大人は20ドル(約2,200円)、子どもは15ドル(約1,650円)、並ばずに乗車したい人向けのチケットは35ドル(約3,850円)だ。

世界を代表する交差点に観覧車があるのは理にかなっているといえるだろう。たとえ期間限定であっても、乗りたいものだ。

原文はこちら

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