世界で一番クールなエリアは?タイムアウト都市調査

今行くべき世界の街、東京のあのエリアも上位にランクイン
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作成者: Hiroyuki Sumi |
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「都市」と一口に言っても幅広い。例えば東京でも、若者で賑わう渋谷もあれば、サラリーマンの街 新橋があるように、様々なエリアを含んでいる。

世界で一番クールなエリアはどこなのだろう?

タイムアウトでは、こんな疑問を抱き、世界32都市を対象に、いま最も刺激的で訪れるべきエリアを割り出すことを試みた。全世界1万5000人に行ったアンケート結果を基に、世界中のタイムアウトエディターたちが独自に評価を加えてトップ50を選んだ。そのうちの上位15を紹介しよう。我らが東京のあのエリアも、10位以内にランクインしている。

評価は、

・ニューオープンのヴェニューが相次いでいるなど、賑わいがあるか
・人々が住みやすい物価か
・旅行者が滞在するのに適しているか
・街に勢いがあるか

などを基準にして行った。

海外旅行や海外移住を考えている人は特に参考にしてほしい。

トップ50を全て見たい人はこちら(英語)

15
バンドラ ウエスト / ムンバイ
Damian Pankowiec

バンドラ ウエスト / ムンバイ

巨大都市ムンバイの郊外にあるバンドラウエスト(Bandra West)は、活気と自由な空気に満ちた注目のエリアだ。北にボリウッドの撮影地、南に金融センター、西にアラビア海があり、緑豊かな小道や、海を望む景色などにも恵まれている。まさに今足を運ぶべき場所だ。近年では、ボリウッドのトップスターや下積み中の俳優、旅行者、作家、音楽家、ストリートアーティストらがこの地に引っ越している。今すぐこの美しい土地を訪れてみよう。

食事

賑やかな街角の、古いバンガローの中にある「パリ・バワン(Pali Bhavan)」は、珍しいカクテルや、美味しいインド料理を用意してくれる。

ドリンク

「モンキー バー(Monkey Bar)」に行き、仕事終わりにリラックスしてキングフィッシャービールとマルティーニの味を楽しむ若いアーティストたちの姿を楽しもう。

するべきこと

水辺の小さなエリア「チンバイビレッジ(Chimbai Village)」を散歩しよう。財布に余裕があれば、デザイナーのパヤル・カンダーラ(Payal Khandwala)のショールームで素晴らしい洋服を手に入れよう。

滞在

バンドラウエストでの灼熱の1日を過ごした後は、海に面した「タイ ランズ エンド(Taj Lands End)」で体を休めるのが一番いいだろう。

14
Daniel Boud

エンモア / シドニー

自由な空気で高い人気を誇るニュータウンやスタンモアと並び、穏やかで親切な雰囲気が漂う郊外のエリアがエンモア(Enmore)だ。素晴らしいフードシーンがあるし、シドニーのロックアウト法(パブやナイトクラブなどを対象に、25時30分以降の入店禁止などを定める法)の対象区域外のため、エンモアシアターでのライブイベントが終わってからも、隣のバーでパーティーを夜通し楽しめる。日中は、水晶の専門店やレコードショップなどがあり、散歩していると様々な発見を得られる。ストリートアートにも注目だ。ここは、サービス業の人たちが多く住み、働き、遊ぶ地域。なので、酒屋に行けば最高の自然派ワインが見つかるし、クリエイティブで一風変わった人が多い。

食事

ピンク色の外観のヘアサロン「マリエ ルイーズ サロン(the Marie-Louise Salon)」の裏に向かい、レストラン「スタンブリ(Stanbuli)」で、著名シェフのイブラヒム・カシフによるトルコ風メゼ(前菜)を味わおう。

ドリンク

ジャコビーズ(Jacoby’s)は、インナーウエストエリアのティキバーで、映画「ツインピークス」の熱心なファンにより運営されている。トロピカルな店内に一度足を踏み入れれば、もうそこから出たくはなくなるだろう。

するべきこと

この地域のランドマーク的存在「エンモア劇場」でライブ音楽を聴こう。1600席を有するアール デコ調の建物で、ライブ音楽だけでなく、トークショーやスタンダップコメディなども行われている。

滞在

ゆったりした雰囲気のホテル「アーバンニュータウン(Urban Newtown)」は、アート作品を有するだけでなく、地元の醸造所「ヤングヘンリーズ」のクラフトビールも用意している。ホテル内のミニバーで飲むことができる。

地元民の言葉

「エンモアは安いものから魅惑的なものまで様々な食文化があり、公共交通機関もしっかりしている。人々は同じような趣味嗜好をしているし、分別もあり、安全だ」

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13
Elnecot
Jack Kirwin -JK Photography-

アンコーツ / マンチェスター

ギャングの暴力沙汰やクスリがはびこる工業エリアとして悪名高かったアンコーツ(Ancoats)。だが今では、マンチェスターのクールな若者たちが集まる場所に生まれ変わった。朽ち果てた紡績工場が、安価なコワーキングスペースや川に面したアパートに生まれ変わり、クラフトビールや職人によるパン屋、ジンバーなどが次々と誕生している。街中のカラフルな壁は、この地域の豊かな文化に洒落た彩りを加えている。

食事

大きな綿倉庫を活用したカフェ「アンコーツ コーヒー コー(Ancoats Coffee Co)」に行ってみよう。新鮮な豆をローストして作るコーヒーが絶品で、出来たてのケーキやサンドイッチと一緒に味わえる。

ドリンク

廃工場をリノベーションした酒場「エルネコット(Elnecot)」のカウンターに座り、『インダストリアル レボリューション(Industrial Revolution/産業革命)』という、ありがちな名前のカクテルを飲もう。自家製のピッカリリ(イギリスの保存食)と一緒にエッグを注文するのも忘れないように。

するべきこと

ホープ ミル シアター(Hope Mill Theatre)」をチェックしてほしい。地元のパフォーマーや作家たちが、このファンクな劇場でスポットライトを浴びている。もちろん名前の通り、かつての工場(mill)だった場所だ。

滞在

アンコーツは、宿は多くないが、運河沿いにスタイリッシュなAirbnbがいくつかある。もしくはCity Warehouseでサービス付きのホテルが提供されているので、チェックしてみてほしい。

12
Koen Smilde Photography

ノード / アムステルダム

毎年1700万人以上もの観光客が訪れるアムステルダムに比べれば、工業地帯のノード(Noord)を訪れる人はわずかだ。だがこのエリアは、家賃が安いことや人が多すぎないことなどを理由に、ローカルの人々に人気が出てきている。また実験的な空気感は、冒険心がある旅行客の心を引きつけている。IJ川を渡る無料のフェリーサービスを使い、近代的な「EYE Filmmuseum」や「A’DAM Tower」などのランドマークを見ておこう。

食事

スタイリッシュでトロピカルな倉庫スペースにあるレストラン「ハンガー(Hanger)」で、地中海地方の影響を受けた料理を味わおう。晴れていればウォーターフロントのテラス席もいい。

ドリンク

カラフルな店内の「オイディプス ブルーイング タップルーム(Oedipus Brewing Taproom)」で人々と交流しながら、地元の味を知ろう。

するべきこと

NDSM ワーフまで自転車で簡単に行ける。かつては造船所だった場所で、現在はアートとカルチャーのハブセンター的存在になっている。人気レストラン「PLLEK」があるほか、ヨーロッパ最大ののみの市「IJ-Hallen」が催されたりもする。

滞在

ユニークな滞在をしたいなら、「サー アダム(Sir Adam)」はうってつけの選択肢だ。船の甲板室をホテルルームにした「スウィーツホテル(Sweets Hotel)」もいいだろう。

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11
Peckham Rye Park
Andy Parsons

ペッカム / ロンドン

ペッカム(Peckham)はここ数年で、ロンドンの優れたカルチャーエリアとしての地位を確かなものにした。かつてはホームコメディ「オンリー フールス アンド ホーセズ(Only Fools and Horses)」で有名だったが、現在では、ビデオアーケードバーやナイトクラブ、ポップアップのフードストアなどが並んでいる。バスですぐの場所にアートカレッジが複数あることから、ペッカムは、急成長するサウスイーストロンドンのクリエイティブシーンにおける重要な場所で、様々な文化が醸成される土壌であり続けている。

食事

ベトナムのストリートフードを味わえる、ヒップでありながらオーセンティックな家族経営のレストラン「バイン バイン(Banh Banh)」がおすすめ。ペッカム ライ パーク(Peckham Rye Park)の向かいに店を構えている。

ドリンク

コンクリート調の屋上にあるアートバー「フランクズ カフェ(Frank’s Cafe)」の存在は、ペッカムで広く知られている。立体駐車場の屋上にあり、サンセットの時間帯にぴったりのカクテルを用意してくれる。

するべきこと

ペッカンプレックス(Peckamplex)は、いい意味で1990年代のままだ。装飾がレトロなだけでなく、この愛すべき映画館の1日チケットは4.99ポンド。バカげているほど安いのだ。

滞在

ペッカム ライ近くの「ザ ヴィクトリア イン(The Victoria Inn)」ほど、ユニークな客室を備えている場所はないだろう。1階は、田舎風ガストロパブになっている。

地元民の声

「活気があってクリエイティブ。ユニークでオリジナリティに満ち、唯一無二で誇り高い。カルチャーとコミュニティがいかにして結びつくのかを目の当たりにできるのは、本当に素晴らしい。街を歩けば様々な人に出会えるし、映画館はたった5ポンド!」

10
Graham Denholm

フィッツロイ / メルボルン

以前は、メルボルンの中央商業地区(CBD)北部の労働者階級が住む郊外だったフィッツロイ(Fitzroy)だが、現在はアーティスティックなエリアになっている。ヒップなメルボルン人のための、デザイナーブランドや運動用のウェア、古着、レコード、その他奇妙でユニークなものなどを扱う、様々な店が揃う。

食事

世界に知られるベーカリー「リュンヌ クロワッサンテリー( Lune Croissanterie」で最高のクロワッサンを食べてみよう。

ドリンク

このエリアには、メルボルンで最高のバーがいくつかある。そのひとつが、2018年のタイムアウトバーアワードでメルボルンの「Bar of the Year」を受賞した「バー リバティ(Bar Liberty)」だ。

するべきこと

週末の「ローズストリート マーケット」で、洋服やジュエリー、絵画、彫刻、デザイングッズを探しに行こう。商品を作っているアーティストたちにも会える。

滞在

このエリアで最高にヒップなホテルが「ブルックリン アーツ ホテル(Brooklyn Arts Hotel)」。だだっ広く、ボヘミアンでビンテージな雰囲気が刺激的な宿だ。

地元民の声

「このエリアののどかな空気感が好き。折衷式建築やストリートアート、カフェ、レストランなど、新旧両方の魅力がある。ビールやワイン、カクテルを気軽に飲めるし、ダンスも楽しめる」

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9
Danielle Bernabe

ハイランド パーク / ロサンゼルス

大衆酒場ばかりだったようなかつての街並みから、閑静な緑あふれる地域に変化を遂げたのが、ロサンゼルス北西部のハイランド パーク(Highland Park)だ。現在ではクールなカクテルを飲める場所が多く、ナイトライフは急成長している。LAをエキサイティングな都市にしているのがこのエリアと言えるだろう。一方で、ヨーク ブールヴァード(York Boulevard)はガストロパブが賑わいを見せており、フィギュエロア ブールヴァード(Figueroa Boulevard)には、ビーガンカフェやピザ店などが増加中。今やLAの中心的フードシーンになっている。

食事

LAの名店のひとつが、シェフのテレサ モンターニョ(Teresa Montaño)によるタパスが人気の「オトーニョ(Otoño)」。ツナとアンチョビ、ゴートバターを使ったトーストや、野菜のパエリアなどの定番メニューにトライしよう。

ドリンク

ハイランド パーク ボウル」は、LA最古のボウリング場の中にある、洗練された空間だ。美しいクラシックカクテルを作ってくれる。

するべきこと

以前はフリーメイソンの小屋として使われていたコンサートホール「ロッジルーム(Lodge Room)」がおすすめ。こじんまりとして温かい空間だ。

滞在

このエリアには伝統的な宿はないが、丘にあるコテージなど、Airbnbを利用して快適な滞在ができる。

地元民の声

「素晴らしいレストランや体験があるし、様々な魅力に溢れている。ハイランド パークには、LAのほかのエリアのように、お高くとまった感じもないんだ」

8

谷中 / 東京

谷中はクールなエリアだが、決して気取っているわけではない。訪れた人は、どこか懐かしい街並みに心奪われるはずだ。谷中は、古くからの建物を大切にしながら、クリエイティブなシーンへと変化を遂げている。職人たちによるワークショップやアートギャラリーなどが、美しい神社仏閣と共存しているだけでなく、東京のベストフードを味わうこともできる。観光客でごった返す上野のすぐ近くのエリアなのに、ここは穏やかな空気感のまま。知る人ぞ知る快適な地域だ。

食事

東京でかき氷の旅をするなら、ひみつ堂は外せない。季節ごとにトッピングは変わり、メニューも日々変わる。

ドリンク

木造の外観が特徴的な谷中ビアホールで、地元のクラフトビールを堪能しよう。ベーカリーカフェやビストロ、イベントスペースも同じ建物にある。

するべきこと

モダンアートギャラリー「スカイ ザ バスハウス(Scai The Bathhouse」は、先鋭的な展示が行われている。かつて銭湯だった建物で、地元や海外のアーティストたちの作品を堪能しよう。

滞在

ホテル「hanare」では、地元の人々の日常を感じることができる。畳と布団の客室で、日本の伝統的な生活を体験してみてほしい。

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7
Dagmar Schwelle

ノイケルン / ベルリン

ノイケルン(Neukölln)は、今も変化し続けるアンチエスタブリッシュなエリアだ。街中の古い落書きや汚れを見れば、このエリアが常に刷新しているのが分かるだろう。

かつて廃墟だったエリアは今、バービーガンカフェ、マイナーなギャラリー(全てインディペンデントな店だ)が立ち並ぶ地域となった。ヴァッサー通り(Wesserstrasseの「TiER」や「Ä」のようなバーでは、アートやパフォーマンス、様々な酒を提供している。メイバッハウーファー(Maybachufer)では、運河沿いでのんびりしたり、トルコマーケットを散策したりできる。個性に満ちたエリアと言えるだろう

食事

知る人ぞ知る名店「ポウリンスキ パルム(Paulinski Palme)」では、シンプルかつ美しい伝統的なテューリンゲン州の食事を味わえる。洗練されたワインリストも魅力的だ。

ドリンク

地元民と同じように、日曜はアングラなスポットGriessmuehleで、電子音楽に身を任せて踊ろう。クールなダンスフロアと間に合わせのインテリア、運河を望む美しいガーデンを有するが、ここはかつて穀物工場だった。

するべきこと

都会の景色を見飽きたなら、テンペルホーフ空港(Tempelhofer Feld)をチェックしてほしい。広大な空港だが、今はベルリン市民のための広場と化しているスポットだ。

滞在

ホブレヒト通り(Hobrechtstrasse)古工場のドアを開き、フッテンパラスト(Hüttenpalast)に行ってみよう。600平方メートルの敷地にに広がる、可愛らしいトレーラーハウスの宿だ。1泊たった70ユーロから泊まれる。

地元民の声

「ノイケルンには、どこへ行っても色々な選択肢がある」

6
leblogdemax

ストラスブール サン ドニ / パリ

伝統的なクルド人とインド人のコミュニティの居住区ストラスブール サン ドニ(Strasbourg-Saint-Denis)、活気があり不思議な、パリの中でもユニークなエリアだ。安食堂と流行りのレストラン、「Brasserie Julien」のような古くからの名店が共存している。ナイトクラブ「La Mano」では、DJやライブが行われており、サルサからニューディスコまで様々な音楽を楽しめる。シュプリームに身を包んだ男子や、セリーヌを身にまとった女子、カジュアルな服装の30代の人々まで、観客は幅広い。4ユーロでバー巡りし、ヒップホップ業界の有名人や昔ながらのボヘミアンと肩を寄せ合う体験はここでしかできない。 

食事

ピザ好きな人々にとって「Da Graziella」は聖なるスポットだろう。薪を使用するオーブンや、モダンな壁画、そしてナポリの特産「ピッツァ フリッタ」が揃う。

ドリンク

無数のポスターが貼られた古い入り口の奥に隠れているのが、パリのベストバーのひとつ「Le Syndicat」。彼らの独創的なカクテルは全てフランスのアルコールで作られているのだ!

するべきこと

「サン ドニ ストア(Saint-Denis Store)」で、アクセサリーや書籍、洋服(Homecore,Laurence AirlineStussy、地元ブランドのSaint-Denis)をチェックしてほしい。

滞在

Hôtel Grand Amour」は、フランスのグラフィティアーティストのAndréが手がけたホテル。パリのカウンターカルチャーがにじみ出ていながら、バスルームにはエルメスの品が用意されている。手頃な価格も魅力だ。

地元民の声

「バーやレストランが豊富で、色々な人が利用できるのがいい。平日と週末で街の雰囲気は変わるだけでなく、一日の中でも変化がある。活気があるときもあれば、のんびりとしているときもある。友人と時間を過ごすのに理想的な場所だ」

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5

プリンシペ レアル / リスボン

プリンシペ レアル(Princípe Real)」とは、文字通り「王子(Royal Prince)」という意味で。レストランやバー、ショップ、ギャラリーがそこかしこにあるエリアで、まさに王座にふさわしいエリアだ。クールなバーや、ドープなショップ、幅広いナイトクラブ(このエリアは、リスボン随一のゲイフレンドリーな地域だ)、レストランが揃っている。土曜はオーガニックフェアも開かれているので、地元の日常風景も目にすることができる。

食事

ZeroZero pizzeria」のピザなしに、この街のフードシーンを語ることはできない。

ドリンク

低いソファで100種類以上もあるドリンクをのんびり飲めるのが、地元の常連客で賑わう「Cinco Lounge」だ。バニラウォッカや新鮮なパイナップルと一緒に、マダガスカルバーボンをオーダーしよう。

するべきこと

買い物をするならEmbaixadaだ。デザイナーアイテムやポルトガルの芸術作品を販売しているデパートで、19世紀の宮殿の中にある。

滞在

丘の上のホテル「The Memmo Principe Real」を使ってほしい。テラスバーや客室のバルコニーからは、街がオレンジ色に彩られた圧巻の景色を楽しめる。

地元民の声

「ここは、リスボンのコスモポリタンな雰囲気を感じられる伝統的エリア。緑豊かで、市場やショップ、ニューオープンのレストランが豊富だし、デイケア施設や学校もある」

4
Stelios Kazazis/flickr

メタクソウルゲイオ / アテネ

かつては有名なエリアだったが、その後何年も見捨てられてきたメタクソウルゲイオ(Metaxourgeio)。現在では、アーティストや活動家、NGOボランティアたちが集まる街として生まれ変わった。崩れ落ちそうなネオクラシカルの建物は、地元のグラフィティライターによる熱の込もった壁画で、鮮やかに彩られている。古い売春宿や無法地帯は、10年に続いて不景気の影をいまに伝えているが、現在ではバーやレストランが出店し、賑わいが出てきている。「The Communitism Project」では、地元民や亡命してきたアーティストらが、展示や映画上映、ワークショップ、パーティーなどを開催している。ゼロから何かを作り出そうというクリエイティブな若い力が集まっているのだ。メタクソウルゲイオは魅惑的で、今も変化を続けている。

食事

Seychelles」のテラス席に座り、ギリシャ料理に舌鼓を打とう。店は、豪華な19世紀の建物の中にある。

ドリンク

古風なバー「Blue Parrot」でカクテルを楽しもう。店先の大きな木の下に座って飲むのがおすすめ。

するべきこと

スケートパーク「LaTraac」に行こう。屋外バーとDJイベントで夜も賑わうクールなスポットだ。

滞在

このエリアは、ヒップなホテルがあるわけではない。泊まるなら、Exarchia近くの可愛らしいゲストハウス「Quinta」がおすすめだ。

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3

ヌエバ ビージャ デル アブラ / メデジン

メデジン西部のヌエバ ビージャ デル アブラ(Nueva Villa de Aburrá)は、街のロックやパンク、メタルを愛する人々で賑わっている。「La Villa」は馬蹄の形をした広場で、品のある散歩スポットであることもあれば、音楽好きの若者で賑わうこともある、変化に富んだスポットだ。コロンビアの平和の歴史の中で、この地域は自由恋愛や社会政治的な取り組みの場として存在してきた。現在では、チリソースや音楽フェスなどでも知られ、コロンビアの生活を楽しみたい野心的な移住者が集まっている。

食事

La Villa」から出て、「Vegarden」のビーガン料理やベジタリアン料理をローカルプライスで楽しもう。

ドリンク

Bar Valhalla」がおすすめだ。特大のビールジョッキを手に、温かで素晴らしいライブ音楽を楽しもう。

するべきこと

雨が降っても、ショッピングセンター「Los Molinos」に行けば大丈夫だ。月ごとに恐竜アミューズメントパークや、戦隊モノの剣闘コンテストなどのイベントがあり、この地域の生活に彩りを加えている。

滞在

幹線バスMetroPlusのルート沿いにあるHotel Belén Plazaおすすめ。交通の便がいい。

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PixHound

ウルチロ / ソウル

ウルチロ(Euljiro/乙支路)を散歩していると、インクの匂いが漂ってくるはずだ。この地域には、印刷工場や倉庫、古風な唐揚げ食堂などが並んでいるが、最近では、隠れたバーやクールなカフェがあることでも有名だ。このコントラストは、夜になるとさらに顕著にある。印刷業者たちが翌日の新聞の仕上がりを確かめている一方で、流行に敏感な若者も外に繰り出す。評判のフードスポットで夕食を済ませたら、バーを探しにネオンの街を散策しよう。

食事

韓国で最も有名な唐揚げの食堂のひとつ「Manseon Hof」で、ガーリックフライドチキンと乾燥した魚を注文し、安いビールと一緒に味わおう。

ドリンク

地元民に愛される「Seendosi」は、廃倉庫のような建物の5階にある。ネオンサインとフライヤーが目印だ。たどり着くには、真っ暗な中で階段を上っていかなければならない。

するべきこと

このエリアの気骨あふれる雰囲気は、ソウルの異なる表情を写真に収めたいフォトグラファーたちを魅了している。カメラを手に、写真家気分でネオンがともる路地裏の景色を撮ってみよう。

滞在

ウルチロから15分ほど歩いた場所にある「Amass Hotel」は、非の打ち所のないホテルだ。昌徳宮近くにある。

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1
Vanessa Rabade

エンバハドーレス / マドリード

マドリードはひょっとすると現在世界で最も刺激的な首都かもしれない。中でも最も輝きをを放っているのがエンバハドーレス(Embajadores)だ。様々な地域から越してきた人々が暮らしており、活気溢れるカルチャーライフを満喫している。北の広場「Plaza Tirso de Molina」では、日中は花屋が店をだし、夜になるとマドリードナンバーワンのクラブ「Medias Puri」で遊ぶ若者たちで賑わう。南には文化施設「Tabacalera」と「La Casa Encendida」がある。インド料理も味わえるし、モロッコのタジン鍋も、バカげているほど安く食べられる。ナイトライフ、ストリートカルチャー、ハイカルチャー、フード、世界中から集まる人々。エンバハドーレスはそれらすべてを備えるエリアだ。

食事

日曜は「Rastro market」に行こう。バー「Santurce」で、人気のサーディンをぜひつまんでほしい。

ドリンク

かつてはアダルトシネマだった、伝説的酒場「Sala Equis」でジントニック片手に寛ごう。

するべきこと

地元客に人気の劇場「Art Deco」に行き、冷たいビールを飲みながら「El Pavón-Kamikaze」を観るのがおすすめ。

滞在

北に数分行ったところにあるホテル「ME Madrid Reina Victoria」がおすすめ。イルミネーションで彩られた、1920年代建造の塔は必見だ。屋上のバーから眺める景色も壮観。

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Things to do

タイムアウト シティインデックス 2018

都市を魅力的にする要素は何だろう?世界のほかの都市の人々は、何を感じ、何を考え、何を食べ、何を飲み、何をして楽しんでいるのだろう?人生を最大限に楽しめる都市はどこなのだろうか。タイムアウトによる、全世界対象の大規模な都市調査が、その答えを明らかにした。私たちはタペストリー・リサーチ社(イギリス)と協力し、世界32都市の1万5000人を対象に調査した。 

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