Photo: Kisa Toyoshima
Photo: Kisa Toyoshima

500円のターンテーブル? Technicsの製品が手のひらサイズに

ケンエレファントとのコラボレーション、スクラッチできるアイテムも

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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ターンテーブルは名機『SL-1200MK2』2台、ミキサーは『SH-DJ1200』。欲を言えばレコードを2枚使いでスクラッチしたい。それも、手のひらの上で。

ケンエレファント(Kenelephant)の人気カプセルトイシリーズ「ミニチュアトイコレクション」から、世界中のDJをはじめとする音楽ファンに愛されるオーディオ機器ブランド『Technics』とのコラボレーション『Technics(テクニクス)ミニチュアコレクション』が、2020年12月4日(金)から発売される。

kenelephant
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記念モデルも登場。全5種類のラインアップ

ターンテーブルは、DJユースのレコードプレーヤーとして1979年に発売された『SL-1200MK2』、2019年発売の現行機種である『SL-1200MK7』、『SL-1200』シリーズの生産累計300万台達成記念モデルとして限定発売された『SL-1200GLD』、04年に自走式CD用プレーヤーデジタルターンテーブルとして登場した『SL-DZ1200』の4種。アナログターンテーブルには、ちゃんと本物さながらのダストカバーが付いてくるところもニクいポイントだ。

これらに加え、1996年にDJプレイ専用として開発されたアナログ2chミキサー『SH-DJ1200』のミニュチュアもあり、ステレオヘッドフォン『EAH-DJ1200』が付属で付く。いずれも、ボタンに印字されたナンバーや、ボディの塗装感など、ディテールを忠実に再現している。

『SH-DJ1200』のミニュチュア
『SH-DJ1200』のミニュチュア

実際にスクラッチが可能なアイテムも

しかし、驚くべきは見た目の精巧さだけではない。実際の機器に触れたことがある人にとっては思わずニヤッとしてしまうようなギミックも用意されている。 デジタルターンテーブル『SL-DZ1200』のミニチュアはCDパーツが付属しており、実機と同様に差し込み口へ出し入れすることができるのだ。

『SL-DZ1200』のミニチュア
『SL-DZ1200』のミニチュア

また、アナログターンテーブル(SL-1200MK2、SL-1200MK7、SL-1200GLD)のアームは可動式。「ラッキーVer.」として本物さながらの溝が彫られた、直径約3センチのレコード盤がランダムに封入されており、実際にレコード盤をターンテーブルにセットし、スクラッチする感覚を味わうこともできる。もはや開発者の執念と、レコードプレーヤーへの愛を感じさせる完成度の高さだ。

ケンエレファント「ミニチュアトイコレクション」シリーズの本気度

手がけるのは「世界を面白くする」をモットーに、インテリアや日用品、食べ物などをリアルなミニチュアフィギュアへと落とし込んでいくフィギュアメーカーのケンエレファント。

ミニチュアシリーズでは、家具メーカーの天童木工の椅子をはじめ、コインランドリーを展開するフレディ レックの洗濯グッズなど、マニア心をくすぐるコラボレーションを数多く世に送り出してきた。その完成度の高さを一度目にすれば、今回のTechnicsシリーズのみならず、ほかのシリーズにも手を出してしまいたくなるだろう。

『Technics(テクニクス)ミニチュアコレクション』は、全国のカプセルマシンほか、タワーレコードをはじめとしたレコードショップ、ロフト(一部店舗)、パナソニックミュージアム(大阪府)、ケンエレスタンドなどで販売される。

カプセルトイもレコードディグと一緒。ぜひコインを何枚も握りしめ、目当ての機種が出るまで挑んでほしい。

『Technics(テクニクス)ミニチュアコレクション』の詳細はこちら

テキスト:高木望

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