世界最速の走る美術館が12月19日にラストランへ

引退を記念した特別なメニューや企画も予定

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2020年7月27日、JR東日本新潟支社は現美新幹線が同年12月をもって運行を終了すると発表した。現美新幹線は2016年4月29日に越後湯沢〜新潟間で運行を開始して以来、アーティストが制作した11号車から16号車の内装は、「走る美術館」として人気を博してきた。アーティストにはアートユニットのパラモデル(paramodel)、写真家の石川直樹、アートユニット目の荒神明香などが参加している。

現美新幹線
現美新幹線

アートだけではなく、カフェでは菓子研究家いがらしろみ監修の『佐渡クリームチーズのレモンケーキ』や、燕三条市で人気のツバメコーヒーが監修したコーヒーも楽しめる。パラモデルが制作した13号車のキッズスペースでは、プラレールをモチーフに子どもが楽しめるような造形空間が広がっているのも特徴だ。

現美新幹線
現美新幹線11号車(松本尚デザイン)

これまでも現美新幹線オリジナルグッズなどが付くプランも販売されていたが、今回の終了に際しても特別なメニューや企画も予定しているという。

運行終了は12月19日(土)、上りは新潟発16時42分(現美新幹線とき456号)、下りは越後湯沢発15時20分(現美新幹線とき455号)。指定席だけではなく、自由席でも乗車できる。

現美新幹線の詳しい情報はこちら

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