デートはするけどベッドインはしない。東京人の恋愛事情が判明

テキスト:
Hiroyuki Sumi
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残念ながら、少子高齢化の流れは当分止まりそうにない。

タイムアウトがこのほど、世界32ヶ国1万5000人(東京は486人)を対象に行なった都市調査(シティインデックス)で、東京人の赤裸々な恋愛事情が明らかになった。

デートは多い。セックスは少ない

シティインデックスでは、世界の人々のライフスタイルを、食やカルチャー、経済事情など、幅広い角度で調査した。特に恋愛事情に関する質問では、プライベートにも大きく踏み込む内容も多かったが、読者の皆さんは素直に答えてくれた。その結果を見てみよう。

興味深かったのが、東京の人々は、デートはよく行くが、ベッドまでは行かないということ。「あなたが最近、デートしたのはいつですか?」という質問に「ここ1週間以内」と答えた人は43%で、世界最高の数字(他都市の平均は25%)だった。だが直近でセックスをしたのはいつかを問う質問では、「ここ1週間以内」と回答した人は28%。対して、世界平均は45%、アジア平均36%で、明らかな差が出た。この特徴はほかの回答結果にも現れている。「何回のデートを重ねればベッドを共にしてもいいと思いますか?」という質問では、「1回」と答えた人は、世界の平均が46%だったのに対し、東京は37%。さらに「5回」と答えた東京人は12%で、世界平均(6%)の倍の数字だった。また「あなたの都市では、セックスする相手を見つけるのは難しいですか」の問いで、「すごく簡単」または「まあまあ簡単」と答えた人は、東京が55%、世界平均が75%。「すごく難しい」または「不可能も同然」と答えた人は14%で、世界平均7%に比べて倍だった。

プラトニックな関係が多いのかもしれないが...

なるほど東京の人は「奥手」で、精神的な安らぎを求める人が多いのか、と結論づけたくなるが、結構やんちゃもしている。「次のうち、経験があるのはどれですか?選択するものを全て選んでください。」という選択式の質問で、「浮気」を選んだ人は全体の40%。対して他都市の平均は30%だった。どうやら「付き合い始めたらパートナーが心を許してくれる」というわけでもないらしい。

一応、いい人が多い

恋愛事情とは関係ないが、明るい調査結果も紹介しておく。

「豪華な食事を満喫できるだけの現金が入った財布を見つけたとしたら、警察に届けますか?」という質問では、東京の実に90%の人々が「はい」と答えており、世界平均の77%との違いが際立った。「現金だけ抜き取って財布を警察に届ける」という人は6%だけ。世界平均16%とアジア平均8%のいずれも下回った。

人のものを盗みはしないが、浮気は多い。東京人はややこしい。

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