6月公開の注目映画5選

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
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タイムアウト東京が注目する、今月公開の映画を紹介。今月は、カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した、是枝裕和の『万引き家族』や、北朝鮮に暮らす人々を取材したドキュメンタリー『ワンダーランド北朝鮮』などが公開される。

万引き家族』※2018年6月8日 公開

監督:是枝裕和

何と言っても見逃せないのは、日本人監督の作品として21年ぶりに『カンヌ国際映画祭』にて最高賞(パルムドール)を受賞した、是枝裕和の『万引き家族』だ。本作は、万引きして生計を立てる一家の姿を描き、家族の絆や血の繋がりを問いかける。

ニンジャバットマン』 ※2018年6月15日 公開

Batman and all related characters and elements are trademarks of and (C)DC Comics. (C)Warner Bros. Japan LLC

監督:水崎淳平

人気アメリカンコミックの『バットマン』が、日本人クリエイターによりアニメーション化された。本作は、バットマンがゴッサム・シティから戦国時代の日本に送られてしまい、最新テクノロジーから切り離されてしまったバットマンが奮闘しながら戦う姿を描く。監督の水崎淳平は、アニメシリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』のプロデューサーも務めた人物だ。

『ダークサイド』※2018年6月16日 公開

(C)2017 Motel Voyeur, LLC.

監督:ティム・ハンター

今年の4月に「あと3、4年で俳優業を引退して、監督業に専念する」と、明かしたニコラス・ケイジ。彼が主演を務める最新作は、片田舎のモーテルを舞台にしたサイコサスペンススリラーだ。買い取ったモーテルの経営をはじめた主人公のレイ(ケイジ)が、モーテルで過去に起きたオーナーの失踪事件や変死事件、さらには、秘密の通路の存在を知り、この謎を追っていく。

『女と男の観覧車』※2018年6月23日 公開

Photo by Jessica Miglio (C)2017 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.

監督:ウッディ・アレン

1950年代ニューヨークのコニーアイランドを舞台に、ひと夏の恋に溺れていく女性を描いたドラマ。ケイト・ウィンスレットが主人公のジニーを演じ、その相手役のベッキーを歌手で俳優のジャスティン・ティンバーレイクが務めた。

『ワンダーランド北朝鮮』※2018年6月30日 公開

(C)Kundschafter Filmproduktion GmbH

監督:チョ・ソンヒョン

北朝鮮に暮らす人々を取材したドキュメンタリー。作中では、自然エネルギーを活用した循環型の生活を送るエンジニアや農民、画家、工場労働者らの暮らしぶりが収められている。監督のチョ・ソンヒョンは、本作のために韓国籍を捨て、ドイツのパスポートで北朝鮮に入国した。

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