

サンプリングする小説、オルタナティブな文学
フォークシンガーである高田渡を父に持つ、作曲家の高田漣によるデビュー小説の刊行記念トークイベントが、下北沢の「「ボーナストラック(BONUS TRACK)」」2階にある「本屋 B&B」で開催。演劇・音楽・テレビ・作家とマルチに活躍するいとうせいこうとの対談形式で、さまざまなカルチャーを背景に持つ2人ならではの、執筆活動への思いからカルチャーについてまでの話が聞ける貴重な機会だ。
2025年6月に刊行された『街の彼方の空遠く』は、吉祥寺を舞台としたSF的私小説。音楽をはじめとしたさまざまな文化をサンプリングしており、死者への祈りを込めた物語でもあるという。
同イベントはオンラインでも開催予定。数量限定の来店参加者にはサイン会もあるので、ぜひチェックしてほしい。文学好きも、音楽好きも、ジャンルにとらわれることなく足を運んでみては。
※19~21時/料金は2,750円(1ドリンク付き)、オンラインは1,650円〜