「ポーラ ミュージアム アネックス」で、上田暁子、石塚元太良、森本啓太によるグループ展が開催。本展では、「世界はどのように立ち現れるのか」という問いを起点に、3人の作家がそれぞれ異なる手法で世界の認識や知覚に向き合う。
上田は、色彩や形態の変化を通じて、像が現れかけては崩れていく過程や、出来事が立ち上がる瞬間を描き出す。石塚は写真表現を基点に、光や素材の扱いを拡張しながら、時間や空間が重なり合う感覚を探求。森本は古典絵画を参照しつつ都市の日常風景を描き、「光」を手がかりに、現代の現実と歴史的な奥行きを重ね合わせながら、見ることや認識の在り方を問いかける。
会場では、性質の異なる3つの世界があえて接続されることなく並置される。しかし、それらを同時に体験することで、鑑賞者の中に新たな関係性や視点が立ち上がっていく。
また本展では、「一本の紐が揺れ、波のように広がり、折り重なっていくなかで無数の襞が生まれ、その折り目ごとに異なる世界が現れる」(原文ママ)というイメージを手がかりに、一つに定まることなく揺らぎ続ける世界の姿を浮かび上がらせる。
※11〜19時(入場は18時30分まで)/入場は無料



