ジェラテリア ジーナ
Photo: Kensuke Yamamoto「チョコミント」

軽井沢駅前の人気ジェラート店「Gina」、夏に食べたいおすすめフレーバーを紹介

連載企画「軽井沢は東京24区?」、第5回はGina

編集:
Genya Aoki
寄稿:
Kensuke Yamamoto
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東京からのアクセスの良さや洗練されたたたずまいの店舗や施設が多いことから、軽井沢は「東京24区」といわれることもある。この一言を真に受けて、東京の延長線上で楽しめるこなれたスポットを紹介していこうと立ち上げた連載企画がこの「軽井沢は東京24区?」だ。

第5回は、軽井沢駅からすぐのところにある「ジェラテリア ジーナ(Gelateria Gina)」を紹介。「Gelato(ジェラート)」「Italiano(イタリアの)」「Naturale(ナチュラル)」「Artigianale(手作り)」という4つのキーワードが店名の由来で、4単語の頭文字をつなげて名付けられた。駅から徒歩3分というロケーションもあり、東京からの訪れる客も多い人気店である。

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Photo: Kensuke Yamamoto

ジェラートを手がけるのは、ジェラートチャンピオンの下など、2度のイタリアでの修行を経験し、3度のコンクール受賞歴を誇る常田光秀。オーナーを務める妻の梓とともに、出身地の長野県の中でも軽井沢に2017年、ジェラテリアをオープンした。

Photo: Kensuke Yamamoto

ショーケースには、信州産の旬のフルーツといったジェラートが12種類ほど用意されており、どれを選ぶか迷うのも楽しい。価格はシングルが550円、ダブルが660円、トリプルが750円(以下全て税込み)である。

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「チョコミント」(Photo: Kensuke Yamamoto)

夏の時期のおすすめはチョコミント。ミルクがメインなので一見チョコバニラアイスのようにも見えるが、これがジーナのチョコミントである。

フレッシュなミントを牛乳と合わせ、味と香りを抽出してジェラートにしている。着色料・香料を一切使用していない鮮烈なミントのテイストは、なかなかほかでは味わえない。初体験では衝撃を受ける人も多いとか。口に含んだ時にミントの味が広がっていく感覚はぜひ一度体験してみてほしい。主に7、8月の2カ月間ほど提供されている。

「ヨーグルトブルーベリージェラート」(Photo: Kensuke Yamamoto)

もう一つ勧めたいのが「ヨーグルトブルーベリージェラート」。信州産のブルーベリーを煮たものをヨーグルトに混ぜ込んで作られている。このジェラートを求めてわざわざ来店する客も少なくないとか。

冬だとどうしても選択肢が限られる(とはいえリンゴやイチゴなど冬のジェラートもかなりおいしいことは補足しておこう)が、今のシーズンは上記以外にも魅力的な夏のフルーツのフレーバーが盛りだくさんだ。

ちなみに毎月17日は「ジーナの日」として、通常にはないスペシャルメニューがラインアップされる。タイミングが合えば、ぜひ訪れてみてほしい。

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「生ハムメロン」(Photo: Kensuke Yamamoto)

酒とちょっとしたつまみが楽しめるところもこの店の魅力だ。夫妻ともイタリアの星付きのレストランでの修行経験があり、センスが光るシンプルな料理が味わえる。

夏場のいちおしは「生ハムメロン」(1,500円)。切りたてのハムを、メロンの上にそっと乗せて提供される。このメニューと一緒にスプマンテをオーダーしたが、スパークリング、ワインはピエモンテ州のものを中心に何種類かグラス1,000円から用意しているという。

営業時間は夜22時までと比較的遅い時間まで営業しているので、仕事帰りに軽くつまんで一杯、という使い方もいいだろう。締めのデザートにジェラートというのも贅沢なオプションだ。

夏の間は定休日を設けずに営業しているとのこと。今の季節は時間によっては行列していることもあるが、回転は早いので諦めずにぜひトライしてほしい。

執筆者プロフィール

山本憲資

Sumally Founder&CEO

1981年生まれ、神戸出身。 広告代理店・雑誌編集者を経て、Sumallyを設立。 スマートフォン収納サービス「サマリーポケット」も好評。 2020年夏から軽井沢に拠点を移し、スマートリモートライフを実践している。音楽、食、舞台、アートなどへの興味が強く、週末には何かしらのインプットを求めて全国各地を飛び回る日々を過ごす。

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