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池袋国際空港で世界旅行をバーチャル体験

東京にいながら、フランスとイタリア、ニューヨーク、ハワイを巡ろう

東京人の働きすぎは誰もが知るところだ。一般的なビジネスマンは、年にだいたい10日の有給休暇があるだけで、かなりの時間外労働をしている。だが時間がないからと言って、旅に出る欲望を抑えることはできない。そんな人はファーストエアラインズ(First Airlinesを訪れてみよう。「池袋国際空港」(という名の、池袋にあるオフィススペース)を拠点に、360度のVR体験を提供するバーチャル旅行会社だ。

ビジネスクラスは6,200円、ファーストクラスは6,600円で、出発先の国(ハワイ、ニューヨーク、フランス、イタリア)に向け、2時間の空の旅を疑似体験できる。機内食として現地料理を味わい、いくつかのスポットの観光体験もできる。筆者はフランスへのフライトを選んだが、嬉しい驚きが待っていた。

自分のフライトの「搭乗手続き」を行うエントランスには、フライト時刻や搭乗口などを表示するスクリーンが設置され、待ち時間には「ただ今より、ニューヨーク行きFA321便の搭乗を開始いたします」という実際の空港と同様のアナウンスが、途切れることなく流れる。奇妙なことに、それらの演出が旅行に出る時のリアルな興奮をもたらしてくれるのだ。陶酔感や心拍の上昇から、「本当に飛行機に乗るのだろうか」というような疑問が湧いてくる。この興奮はもはや旅行前の条件反射だろう。

無事に座席に座るとシートベルトを締めるよう促され、一般的な安全に関する説明などを受けると、いよいよ離陸の時間だ。離陸後すぐに「順調な飛行」が始まると、キャビンアテンダントがビジネスクラスに相応しく、食器類にカトラリーを添え、フルコース料理の準備を始める。

私たちのメニューは、サラダが添えられたサーモンタルタルとフレンチオニオンスープ、クリームソースのかかったローストポーク、最後に美味しいガトーショコラという内容だった。もしこれが実際の機内食だとしたら、今後は機内食に関して愚痴は言わないだろう。

観光に関しては、頭上のスクリーンとiPadVRゴーグルの3種類の機器によって体験できる。頭上のスクリーンで流れるビデオは、都市の理想的なショットを捉えており、人々がパリに夢中になる理由がよく分かる。しかしiPadの内容は、ルーアンの街を360度見渡すGoogeストリートビューに情報を重ねて表示した、より個人的なツアーに近い。それらによる体験から、さらに没入感とリアルな体験を味わうことができる。

フライト終了の約10分前に渡されるVRゴーグルは、パリの街中やベルサイユ宮殿にあなたを連れて行ってくれるが、そこには観光客の大群や少々の(リアルな)汚れも含まれる。パリの名所(エッフェル塔、モナ・リザを含むルーブル美術館、サクレ・クール寺院など)を全て見ることができ、360度ビューで見渡せることで臨場感を盛り上げてくれる。

全ての体験を通し、First Airlinesは日本人客向けだと感じた。フライト中のほとんどのナレーションは日本語で、私たちが姿を見せると1人の乗客が「フライトに本物のガイジン(彼女の発言だ)がいるなんて、本当に海外旅行に行ったみたい!」と興奮している様子を見せた。ただ、私たちがフランス人ではないことに彼女はがっかりしていたようだった。残念。

実際にパリを訪れた感覚にはなれないものの、旅行気分を再現するという点において First Airlinesは素晴らしい仕事をした。

わずか2時間の気の利いたヨーロッパ旅行?それは、一部の人にとっては日々の気分転換となるかもしれない。

Fisrt Airlinesの公式ウェブサイトはこちら

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