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新宿で開催される「生活のたのしみ展2026」に、「架空が実在する雑貨店」が出店する。クリエーターのミチルがSNSで発信してきた「もし実在したらほしい」架空の雑貨を、ほぼ日とともに実際に商品化した企画で、キャッチーで想像力あふれるプロダクトが並ぶ。
今回登場するのは、日常に小さな違和感と遊び心を忍ばせる雑貨たち。「氷山になるティッシュケース」は、ティッシュを引き出すたびに氷山の形が変化する仕掛けで、海を思わせる波模様やシロクマのフィギュアが世界観を作り出す。
また「カニ泡ソープディスペンサー」は、カニが泡を吹いているように見えるデザインで、洗面空間に軽やかなユーモアを添える。そのほか、大根やチュロスをモチーフにしたマスキングテープ、ショートカットキーを図案化した実用的なテープなど、思わず手に取りたくなる文具も揃う。
さらに本に挟むと情景が現れるしおりや、飲み物の色でウマの毛色が変わるグラス、「いいね」「天才!」といった言葉が現れるクッキー缶「賛辞のおやつ」など、ふっと気持ちがほどけるようなアイテムも展開される。
会場全体にはグルメや雑貨、コスメ、ファッションなど52店舗が集結し、日常を少し楽しくする発見に満ちた空間が広がる。ぜひ足を運んでほしい。
※11~19時(6月7日は18時まで)/入場は閉場の15分前まで/入場は無料
「上野の森美術館」で、フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh、1853~1890年)の画業を2期に分け、足掛け4年にわたって紹介する壮大なプロジェクト「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」が開催。展示作品は、オランダの「クレラー=ミュラー美術館」の所蔵品によって全て構成される。
大きな見どころは、不朽の名作『夜のカフェテラス(フォルム広場)』の来日。アルルに実在するカフェを描いた本作は、夜の青とガス灯の黄色が織り成す鮮烈な色彩対比が印象的であり、星空をテーマにした初期の代表作としても知られている。「夜なのに黒を使わない」という革新的な表現は、ゴッホの創造性を象徴する。
さらに、ゴッホの秀作約60点に加え、ピエール=オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)やクロード・モネ(Claude Monet)といった印象派の巨匠たちによる作品も登場。ゴッホが影響を受けた同時代の画家たちの作品と並べて紹介されることで、芸術的な創造の連鎖を体感できる。
なお、2027年から2028年に予定されている第2期では、オランダの国宝とも称される『アルルの跳ね橋(ラングロワ橋)』が約70年ぶりに来日する予定だ。国外に出ること自体が極めて稀少な作品であり、貴重な鑑賞機会となるだろう。
ゴッホが生涯を通じて追い求めた「魂の探求」。その軌跡を体感できる本展に、ぜひ足を運んでほしい。
※9時~17時30分(金・土曜・祝日は19時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金は平日2,800円、学生1,600円、小・中学生1,000円/土・日曜・祝日3,000円、学生1,800円、小・中学生1,200円(6月30日まで高校生以下無料)
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建築家アントニ・ガウディ(Antoni Gaudí、1852~1926年)の没後100年となる2026年、「ガウディの窓」に焦点を当てた創造的かつ革新的な展覧会が、「21_21 DESIGN SIGHT」ギャラリー3とバルセロナで開催される。バルセロナの世界遺産「パラウ グエル」での展示とコンセプトを共有するサテライト展として、ギャラリーの空間特性を生かした独自の構成で展開する。
本プロジェクト「ガウディ:未来をひらく窓」は、「窓を考える会社」YKK APがこれまでに蓄積してきたガウディの窓に関する知見や研究成果、模型、共同研究の一部などを、展覧会をはじめドキュメンタリー映像や書籍、関連イベントを通じて紹介するもの。来場者とともにガウディの豊かな窓の世界を多角的に捉え、未来の窓の在り方を考える産学官連携プロジェクトだ。
独自の建築思想と探究心、独創的な形態感覚や構造開発に加え、芸術と技術に関する幅広い知見を背景に創作活動を行ったガウディ。多様な職人や協働者との連携、パトロンや施主の支援を受けながら、既存の建築様式や工法にとらわれることなく、多彩な窓を設計し、建築における「総合」と「調和」の実現を目指した。
世界遺産を含むガウディ建築群とのコラボレーションの下、研究者や専門家とともに横断的に探求された「ガウディの窓」の魅力に触れてほしい。
※10〜19時/休館日は5月26日・6月23日/入場は無料
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「ギンザ・グラフィック・ギャラリー」で、映像デザイナー/クリエイティブディレクターであり、クリエイティブアソシエーションCEKAIの共同代表を務める井口皓太の個展が開催。本展では、動的なデザインを軸に、モーショングラフィックスから実写映像まで一貫した表現を展開してきた井口の実践の中から、平面として存在してきたグラフィックに時間と空間を与える試みに焦点を当てる。
会場には、石井伶、三重野龍、佐々木拓/金井あきといったコラボレーションゲストを迎えた。それぞれ幾何図形と規則性、文字と身体性、紙と連続性という、グラフィックデザインの基礎的要素をテーマとした新作3点を発表。平面グラフィックから、立体、そしてモーショングラフィックスへとつながる思考の軌跡に焦点を当てる。
井口とCEKAIの代表的な仕事と合わせて、体験的かつ没入的な視覚コミュニケーションの現在地と、その先に広がる可能性を提示する本展。ぜひ足を運んでほしい。
※11〜19時/休館日は日曜・祝日/入場無料
岩明均による漫画作品『寄生獣』の展覧会が、横浜でスタート。会場には、作者自身が描いた貴重な生原画が多数展示される。
繊細かつ独特な本作のタッチを、じっくりと堪能できそうだ。このチャンスに、世界中の人々にインスピレーションを与え続ける作品の魅力を改めて見つめ直してみては。
※14~20時(土・日曜・祝日は10~20時)/料金は前売り2,000円/当日2,200円、未就学児無料
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「森美術館」で、革新的な素材や技法、表現方法を用いて具象彫刻の可能性を押し広げてきた現代美術作家、ロン・ミュエク(Ron Mueck)の大規模個展が開催。初期作品から近作に至るまで、作家の制作活動全体を包括的に紹介する。
人間を綿密に観察し、哲学的な思索を重ねて制作されたミュエクの作品。洗練され、生命感にあふれ、孤独、もろさや弱さ、不安、回復力といった人間の内面的な感情や体験を巧みに表現している。
総作品数が約50点しかないミュエクの彫刻を11点揃える本展は、それだけで貴重な機会だ。うち6点が日本初公開で、中でも初期代表作『エンジェル』(1997年)は見逃せない。
展示の中心となるのは、巨大な頭蓋骨の彫刻100点で構成されたインスタレーション『マス』(2016~2017年)。これまで世界各地で展示され、その都度会場に合わせて再構成されてきた作品で、同館でも約300平方メートルを使ったサイトスペシフィックな展示となる。
さらに、25年以上にわたりミュエクの制作現場を撮り続けてきたフランス人写真家のゴーティエ・ドゥブロンド(Gautier Deblonde)による写真と映像が並び、創作プロセスの舞台裏が垣間見える。
※10~22時(火曜は17時まで、5月5日・8月11日・9月22日は22時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金はオンライン 平日2,100円、65歳以上1,800円、学生1,300円/オンライン 土・日曜・祝日2,300円、65歳以上2,000円、学生1,400円/当日 平日2,300円、65歳以上2,000円、学生1,400円 /当日 土・日曜・祝日2,500円、65歳以上2,200円、学生1,500円、中学生以下無料
アニメ『未来少年コナン』のトリビュートイベントが、吉祥寺の「リベストプラザ」で開催。2026年度で3回目となる本展には、「私たちの赤毛のアン展」が併催される。
本展では、両作から強い影響を受けたアーティストの作品が展示される。漫画家、イラストレーター、アニメーターなど、多種多様な作家の作品を通じて、知られざる両作の魅力を発見してほしい。
本展の展示作品や商品は、会場で購入できる。気に入った作品は、手元に置くことを検討してみては。
※12~18時(6月28日は17時まで)/入場は無料
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大ヒットコミックス『BLEACH』は、テレビアニメシリーズでも最終章へ突入。テレビアニメ版の最終クール『千年血戦篇-禍進譚-』に注目した企画展が、「アニメ東京ステーション」で開催される。
会場には、最終章「千年血戦篇」の歴代キービジュアルが並ぶ。登場人物の等身大パネルや、主人公が持つ刀「斬月」の実際の大きさに近いレプリカが展示される。
本展限定のコンテンツでは、各キャラクターがそれぞれ持つ奥義「卍解」の世界観が楽しめる。ファンならばこちらもしっかりと体験しよう。
※11〜19時(入場は18時30分まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/入場は無料
「寺田倉庫 G1-5F」で、妖怪美術と最先端の映像・立体造形が融合するイマーシブ体験型デジタルアートミュージアム「動き出す妖怪展 TOKYO」が開催。江戸・明治期の絵師による「百鬼夜行絵巻」「百物語」「鬼」「てんぐ」「かっぱ」「付喪神(つくもがみ)」など、日本の妖怪美術を基盤に、時代を超えて愛される妖怪たちがダイナミックに動き出す。
妖怪画や戯画に描かれたユーモラスな姿が、3DCGやプロジェクションマッピング、ホログラフィックスクリーンといった最先端のデジタル技術によって躍動。立体造形と映像演出の融合により、リアルな妖怪世界とともに、細やかな表情や質感まで間近に感じられる。
さらに、日本初の古書博物館「西尾市岩瀬文庫」や小豆島の「妖怪美術館」の協力により、妖怪文化や歴史、現代ポップカルチャーへの影響も解説。鑑賞にとどまらず、妖怪と写真や動画を撮影したり、妖怪絵巻の一部となって異世界へ迷い込むような体験も味わえる。
ノンバーバル(非言語)で直感的に楽しめるコンテンツを中心に、座って鑑賞できるスペースも用意。子どもからシニア、外国人まで、妖怪の世界で心を躍らせる時間が待っている。
※9時30分~20時(6月28日は17時まで)/⼊場は閉場の30分前まで/料金は前売り2,400円、65歳以上2,300円、学生1,600円、中学生以下700円/当日2,600円、65歳以上2,500円、学生1,800円、中学生以下800円、3歳以下無料
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