エルネスト・ネト 「Dreaming Beings(夢見る存在たち)」
we cell dance 2024 clay on paper 59.5 x 42.0 cm each (triptych) / overall: 59.5 x 126.0 cm (without frame) Photo by Thiago Barros ©Ernesto Neto
we cell dance 2024 clay on paper 59.5 x 42.0 cm each (triptych) / overall: 59.5 x 126.0 cm (without frame) Photo by Thiago Barros ©Ernesto Neto

今週にしかできないこと

話題のギグに美術展示、フードフェアなど、タイムアウト東京が注目するイベントを紹介

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  • アート
  • 東京
上野・丸の内・銀座・品川・六本木・渋谷などで、普段は立ち入ることのできない学校や大使館などの建築を無料で見学できる「東京建築祭」が開催。「建築から、ひとを感じる、まちを知る。」をコンセプトに、東京各地の多彩な建築を楽しめる。今回は過去最多となる151件が参加する。 中心となるのは、無料かつ原則申込不要で参加できる「特別公開・特別展示」。2026年は約70件が予定されており、通常は非公開の名建築の内部に入れる貴重な機会となるほか、会期限定の展示も楽しめる。 日系カナダ人建築家のレイモンド・モリヤマ(Raymond Moriyama)が設計した「カナダ大使館」では、「カナダ・ガーデン」「高円宮記念ギャラリー」「E・H・ノーマン図書館」を公開。また、日本の近代建築の礎を築いたイギリス人建築家、ジョサイア・コンドル(Josiah Conder)による「旧岩崎邸庭園」や、戦後日本を代表する建築家・白井晟一の異色作「ノアビル」も見逃せない。 さらに、1880年建築の東京最古級の煉瓦建築「東京藝術大学 赤レンガ1号館」では、通常非公開の2階内部を特別公開。震災の痕跡が残る壁やアーチ窓、屋根架構などを間近で体感できる。加えて、「SHIBAURA HOUSE」では新たな宿泊空間も披露される予定だ。 有料のガイドツアーは120コース。建築家や所有者、技術者の解説を通じて、建物の歴史や設計背景まで深く知ることができる。例えば、「ワタリウム美術館」では展覧会場から屋上、バックヤードまでを巡りながら建築とアートの関係を体感できる。 建築を通して街の歴史や文化を感じられる「東京建築祭」。東京の街を新たな視点で歩いてみてほしい。 ※時間・料金は会場・プログラムにより異なる
  • アート
  • 六本木
建築家アントニ・ガウディ(Antoni Gaudí、1852~1926年)の没後100年となる2026年、「ガウディの窓」に焦点を当てた創造的かつ革新的な展覧会が、「21_21 DESIGN SIGHT」ギャラリー3とバルセロナで開催される。バルセロナの世界遺産「パラウ グエル」での展示とコンセプトを共有するサテライト展として、ギャラリーの空間特性を生かした独自の構成で展開する。 本プロジェクト「ガウディ:未来をひらく窓」は、「窓を考える会社」YKK APがこれまでに蓄積してきたガウディの窓に関する知見や研究成果、模型、共同研究の一部などを、展覧会をはじめドキュメンタリー映像や書籍、関連イベントを通じて紹介するもの。来場者とともにガウディの豊かな窓の世界を多角的に捉え、未来の窓の在り方を考える産学官連携プロジェクトだ。 独自の建築思想と探究心、独創的な形態感覚や構造開発に加え、芸術と技術に関する幅広い知見を背景に創作活動を行ったガウディ。多様な職人や協働者との連携、パトロンや施主の支援を受けながら、既存の建築様式や工法にとらわれることなく、多彩な窓を設計し、建築における「総合」と「調和」の実現を目指した。 世界遺産を含むガウディ建築群とのコラボレーションの下、研究者や専門家とともに横断的に探求された「ガウディの窓」の魅力に触れてほしい。 ※10〜19時/休館日は5月26日・6月23日/入場は無料 
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  • アート
  • 清澄
ページごとに紙のサイズが変わり、「あおむし」の食べた跡が穴で表現されている絵本『はらぺこあおむし』(1969年)は、現在でも世界中の子どもたちに愛されている。「東京都現代美術館」では、日本語版刊行50周年を記念し、アメリカを代表する絵本作家のエリック・カール(Eric Carle、1929~2021年)の回顧展が開催される。 会場では、『はらぺこあおむし』『パパ、お月さまとって!』『10このちいさなおもちゃのあひる』など27冊の絵本の原画に合わせ、グラフィックデザイナー時代の作品、アイデアの最初の構想段階で作られるダミーブック、コラージュに使用する素材など、約180点を紹介する。 原画の色鮮やかさ、デザイナーとしての造本の工夫、そして絵本に込めた子どもたちへの優しいまなざしを体験できるだろう。 ※10〜18時(入場は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(5月4日、7月20日は開館)、5月7日、7月21日/料金は2,300円、65歳以上・学生1,600円、高校・中学生1,000円、小学生以下無料
  • アート
  • 横浜
「KAAT 神奈川芸術劇場」で、劇場空間と現代美術の融合による新たな表現を探るシリーズ「KAAT EXHIBITION」の一環として、神奈川ゆかりの彫刻家・三沢厚彦と棚田康司による彫刻展が開催される。劇場で彫刻展が行われるのは今回が初の試みだ。 三沢は、樟から等身大の動物を彫り出す「ANIMALS」シリーズで知られ、棚田は一木造りによって、少年少女など境界に漂う存在を形にしてきた。本展では、彫刻と演劇という本来異なる領域の関係性を問い直し、その越境を試みる。 会場には、複数の動物の要素を併せ持つ三沢のキメラ像や、人間を超えた精霊や霊魂の姿を探る棚田の人物像が並ぶ。静的な存在である彫刻が、人が動き表現する「動」の場である劇場空間に置かれることで、場そのものの意味や在り方を浮かび上がらせる。 さらに特別パフォーマンスも上演予定。ポールダンサーやドラァグクイーン、車椅子ダンサー、バーレスクパフォーマーらが集う東京QQQによる「彫刻されるわたし。」、ふんどしパフォーマンスで話題を集める五十嵐ゆうやと仲間たちによる「彫刻される心・褌」は入場無料で鑑賞できる。加えて、山本精一と宮坂遼太郎による即興ライブも有料で開催される。 彫刻と身体表現が交差する、立体的な体験に注目したい。※11~18時(入場は閉場の30分前まで)/休館日は月曜/料金は1,000円、神奈川県在住・在勤者900円、65歳以上・学生500円、高校生以下無料
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  • Things to do
  • 青山
リノベーション時代を牽引してきた「リノベる」のオフィスで「東京建築祭」の関連イベントが開催。2026年5月22日(金)〜24日(日)の3日間、1972年に竣工したビルの特別公開をはじめ、アップサイクルアートのワークショップやエキシビション、蚤の市を実施する。  23・24日には、参加費・予約不要でビルを特別公開。既存の構造体を生かしながら、アクティビティーを誘発するデザインを取り入れた実験的なオフィス空間のガイドツアーも予定している。設計デザイナーによる解説付きとあって、建築好きは見逃せないだろう。 22〜24日には、廃材を使った作品制作を行う「Pimlico Arts Japan」によるワークッショップとエキシビションが開催。ワークショップでは、日光で焼けたプラスチック特有の風合いと、さまざまな形状のキャップやボトルを組み合わせた一点物の照明が作れる。参加する場合は、電子チケットサービス「teket」から事前に予約してほしい。  さらに、オフィス前の骨董通りでは蚤の市を開催。ビンテージ雑貨やデザイナーズ家具を扱う「SANDS furniture」のほか、ラグ専門店「kaya select」からは、中東のトライバルラグやミッドセンチュリーのシャギーラグ、アメリカのアンティークキルトなどが並ぶ。  そのほか、ヨーロッパと日本の古物を中心に、独自の視点で選び抜いたアイテムを販売する「ärt studio önra」や、ビンテージ生地を用いて服や小物へ再生させる「-SOKO-」といった人気店が集結する。 建築と暮らしの視点から、サステナビリティーとリノベーションの可能性に触れられる3日間。建築巡りの合間に立ち寄ってみては。 ※イベントにより異なる/入場は無料
  • アート
  • 丸の内
「東京ステーションギャラリー」で、20世紀前半のスイスで活躍した画家、カール・ヴァルザー(Karl Walser、1877~1943年)の個展が開催。約150点が日本初公開となる本展では、絵画をはじめ、挿絵や舞台美術、壁画など多彩な分野で活動したヴァルザーの全貌に迫る。 スイスのベルン近郊に生まれたヴァルザーは、1899年以降ベルリンを拠点とし、革新的な表現を志向したベルリン分離派に参加。象徴主義的な作品を数多く残し、鮮烈さの中にほのかな陰影と繊細な色彩を併せ持つその作品群は、どこか神秘的な気配を漂わせる。 1908年には東京や京都府の宮津などに滞在し、日本の風景や風俗を精力的に描いた。本展で紹介される水彩作品には、今なお鮮やかな色彩が息づき、芸者や舞妓(まいこ)、歌舞伎役者、市井の人々の姿が生き生きと表現されている。 また、ドイツやスイスに残る壁画や、シェイクスピア作品を含む舞台美術のセットやコスチュームのデザイン、さらに装丁や挿絵に見られる巧みな線描も見どころの一つ。会期中は、2026年4月21日(火)にオープンする美術館隣接のカフェ「TOKYO STATION CAFE -THE NORTH DOME-」とのコラボレーションスイーツも登場する。 これまで広く知られてこなかった異才の世界に触れてみては。 ※10~18時(金曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(5月4日、6月15日は開館)/料金は前売り1,600円、学生1,100円/当日1,800円、学生1,300円、中学生以下無料
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  • アート
  • 六本木
「森美術館」で、革新的な素材や技法、表現方法を用いて具象彫刻の可能性を押し広げてきた現代美術作家、ロン・ミュエク(Ron Mueck)の大規模個展が開催。初期作品から近作に至るまで、作家の制作活動全体を包括的に紹介する。 人間を綿密に観察し、哲学的な思索を重ねて制作されたミュエクの作品。洗練され、生命感にあふれ、孤独、もろさや弱さ、不安、回復力といった人間の内面的な感情や体験を巧みに表現している。 総作品数が約50点しかないミュエクの彫刻を11点揃える本展は、それだけで貴重な機会だ。うち6点が日本初公開で、中でも初期代表作『エンジェル』(1997年)は見逃せない。 展示の中心となるのは、巨大な頭蓋骨の彫刻100点で構成されたインスタレーション『マス』(2016~2017年)。これまで世界各地で展示され、その都度会場に合わせて再構成されてきた作品で、同館でも約300平方メートルを使ったサイトスペシフィックな展示となる。 さらに、25年以上にわたりミュエクの制作現場を撮り続けてきたフランス人写真家のゴーティエ・ドゥブロンド(Gautier Deblonde)による写真と映像が並び、創作プロセスの舞台裏が垣間見える。 ※10~22時(火曜は17時まで、5月5日・8月11日・9月22日は22時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金はオンライン 平日2,100円、65歳以上1,800円、学生1,300円/オンライン 土・日曜・祝日2,300円、65歳以上2,000円、学生1,400円/当日 平日2,300円、65歳以上2,000円、学生1,400円 /当日 土・日曜・祝日2,500円、65歳以上2,200円、学生1,500円、中学生以下無料
  • アート
  • 両国
2022年から休館していた「東京都江戸東京博物館」が、約4年ぶりにリニューアルオープン。再開館後初の特別展として、同館コレクションのみで構成される展覧会が開催される。えりすぐりの名品と初公開資料を軸に、都市「大江戸」の魅力を紹介する。 武士の都でありながら、多彩な町人文化を育んだ百万都市・江戸。本展では、甲冑(かっちゅう)や婚礼道具などの武家文化、相撲・歌舞伎・吉原と浮世絵などの町人文化、武家火消と町火消、多彩な文芸活動という4つのトピックスを通じて、その豊かな文化をひもとく。 会場には、甲冑やびょうぶ、婚礼道具、浮世絵、火消道具など約160件を展示。収蔵後初公開となる資料も多数並ぶ。歴史の知識を問わず、江戸のにぎわいを体感できる内容だ。 再開館を記念し、高校生以下の観覧料は無料。江戸博コレクションを存分に堪能しよう。 ※9時30分~17時30分(土曜は19時30分まで) /入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(5月4日は開館)、5月7日/料金は前売り1,200円、65歳以上550円、学生940円/当日1,300円、65歳以上650円、学生1,040円、高校生以下無料
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  • アート
  • 渋谷
「PARCO MUSEUM TOKYO」で、展覧会「agnès b. on aime le graff!! _50年、ストリートとともに」が開催。自身をデザイナーではなく、スタイリストと称するアニエスベー(agnès b.)ことアニエス・トゥルブレ(Agnès Troublé)の、ストリートアートへの深い敬意と先駆的な視点に光を当てる。 ブランド創設以来、アニエスベーは一貫して「街」と向き合い続けてきた。1976年のパリ1号店オープン当初から都市の空気を取り込み、1984年にはいち早くアーティストに展示の場を提供するなど、半世紀にわたりストリートの表現者たちを支えてきた。 会場では、彼女が長年にわたり収集してきたコレクションから、FUTURA 2000、KRことクレイグ・コステロ(Craig Costello)、鈴木ヒラク、デニス・ホッパー(Dennis Hopper)など20人以上のアーティストによるグラフィティ作品を通して、ストリートアートの歴史を多角的にたどる。 さらに、アーティストとともに制作してきたアイコニックな「アーティストTシャツ」のアーカイブや未公開資料も展示。なお、本展は、フランスのルーベで開催された展覧会を起点とし、渋谷および台南への巡回を経て再構成されている。 ※11~21時(6月8日は18時まで)/入場は閉場の30分前まで/料金は500円、未就学児無料
  • アート
  • 下北沢
「DDDART」で、蜷川実花のアーティストブック刊行を記念した展覧会「mirror, mirror, mirror mika ninagawa」が開催。書籍というフォーマットに結実した表現の軌跡を、改めて展示空間の中で再構成を試みる。 本書は、蜷川の創作活動の核にある「破壊、再生、また破壊」をテーマに制作された。7つの冊子に加え、ポスターやステッカー、ポストカードなどを収め、風呂敷状の表紙で包み込んだ合本仕様。ページネーションやコラージュ、カラーコピーといった多様な手法を通して、デビュー初期から最新作までの作品群を解体し、再構築する。 展覧会では、このアーティストブックを起点に、蜷川の表現史と現在地を一つの空間として提示。十数年を実際に過ごした蜷川ゆかりの地・下北沢に立ち上がるのは、アーティストブック、オブジェクト、空間表現が交差するクロスメディア的領域だ。 手作りで、実験的でカオス、そして商業性から距離を取った構成の中に、彼女の創作のエネルギーがにじみ出るだろう。 ※11〜19時/料金は1,200円、学生1,100円、高校・中学生800円、小学生以下無料
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