国産初の口紅型固形のりとして1971年に誕生したトンボ鉛筆の『PiT』。同商品の50周年を記念した企画展が、東急ハンズ新宿店3階に設けられた特設会場と、話題の飲食店を多数手がけるトランジットジェネラルオフィスの7店舗で開催されている。
本企画展のテーマは「言葉のない手紙」。⻄加奈⼦(作家)、安⽥美沙⼦(タレント)、Dream Aya(アーティスト)、古屋呂敏(俳優)の4人が、文字ではなかなか伝えられない言葉を貼り絵で表現した。
より作品を楽しみたい人は、原寸サイズのレプリカ作品が展示されている東急ハンズ新宿店へ。作品紹介ボードにある「QRコード」を読み込むと特設サイトから制作風景や込めた想いを見ることもできるので、背景と照らし合わせながら鑑賞するのもいいだろう。特設会場では『PiT』商品も展開されており、中には50周年限定で販売される復刻デザインの『PiT』もあるので、この機会に自分自身で貼り絵に挑戦してみるのもおすすめだ。
また、トランジットジェネラルオフィスが展開するビストロカフェ レディース アンド ジェントルメン、パシフィックドライブイン ルミネエスト新宿店、ザ ピッグ アンド ザ レディ、サイン オールデイ、ゲートハウス(名古屋市)、エルタン(京都市)、ザ ロビー ブックストア アンド カフェ(大阪市)は、プリントされた作品を見ながら食事ができるスタイル。肩肘張らずに『PiT』の魅力や温かな気持ちが込められた作品に触れられるのがうれしい。
ほとんどの人が一度は手に取ったことがあるであろうピットのり。それぞれの会場ならではの楽しみ方が用意されているので、この機会に数店舗ハシゴしてみてはどうだろう。