AIエージェントが織り成す「現実の攻殻機動隊」


トークは、真鍋が最近注力している「AIエージェント」の話題から幕を開けた。人間を介さずAI同士がコミュニケーションやタスクを行うAIエージェントのためのソーシャルネットワーク「Moltbook(モルトブック)」などの最新事例を紹介し、その進化の速度に驚きを隠さない。
「AIエージェント同士がマッチングしたり、体を持たないAIが人間を雇って物理的な作業をさせたりするサービスも出てきています 。これはまさに『攻殻機動隊』でタチコマたちが人間を観察し、議論し、時に出し抜こうとする世界に近い。現実がSFのスピードを追い越し始めています」と真鍋は語る。
徳井もこれに応じ、10年前に刊行されたニック ボストロムの『スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運』を引用しながら、「AIそのものが核のボタンを押すのではなく、AIに操られた人間が何かを引き起こすという懸念が、いよいよ現実味を帯びてきました」と、技術が社会に与える影響の大きさを指摘した。







