亀有で本格カクテルを味わうなら、地元客に人気のバー「バー フォー ピース(Bar Four Pieces)」へ。オーナーバーテンダーの池田聡詞が、「ザ ペニンシュラ 東京」の「ピーター(Peter)」で9年間勤めた後、地元・亀有でカクテルの魅力とバー文化の発信を目標にオープンさせた。
「カクテルを作る上で味の基本となる要素『ベース・甘味・酸味・苦味』という、味の決め手である4種類のバランス、材料一つ一つがパズルのように組み合わさり、一杯のカクテルが完成する」。このコンセプトを基に、リクエストベースで客に合わせた1杯を提供している。
オリジナルカクテルは、パイナップル・メロン・キウイなどを用いた季節のフルーツカクテルを創作。ジンとココナツリキュールを使用した「茗荷のジンフィズ」は、ミョウガの香りと微かなココナツの風味が感じられ、爽やかでさっぱりとした味わいだ。この夏は、スイカや自家製ミントを用いたカクテルを提供予定だという。
店内は、木材の家具と世界地図が随所にちりばめられ、オーセンティックで隠れ家的な雰囲気。駅から徒歩4分と立ち寄りやすい場所にあるため、客層は30〜40代を中心とし、20代や一人客も多いという。一人でしっぽりと飲みたい時や、仕事帰りに気軽に立ち寄ってほしい。
数カ月に1回、ワインに特化した日やゲストバーテンダーやDJを呼ぶイベント、入れたてのエスプレッソをカクテルに仕上げるバリスタとのコラボレーションイベントなども開催している。定休日やイベントなどの情報は月によって異なるので、公式Instagramを随時チェックしてほしい。