Airies Mystical
Photo: Analicia Graca Creative Direction: Jasmina Mitrovic | Airies Mystical
Photo: Analicia Graca Creative Direction: Jasmina Mitrovic

2026年、運気アップに訪れたい占い師5人

トレンド考察占い師から魂のトラウマクリーナーまで

Jasmina Mitrovic
翻訳: Masataka Ito
広告

タイムアウト東京 > Things To Do >2026年、運気アップに訪れたい占い師5人

街を歩いていると、占いの看板を見かけたことがあるだろう。ビーズのカーテンの向こうで、ベールをかぶった占い師が水晶玉に手をかざす光景は記号としてお馴染みだが、実際に中に入ったことがあるかはまた別の話だ。

ヨーロッパで占いといえば、深夜のコマーシャルや電話占い、ショッピングモールの店頭や観光地に置かれた看板が思い浮かぶ。また、オンライン鑑定やTikTokのタロット占いから、出生時間を伝えないと相手にしてくれない人まで、占いや霊能者に対するイメージはゆがんでいる。信じる人もいれば信じない人もいて、大多数はどちらでもないだろう。

日本では伝統の重みか、あるいはスピリチュアルな世界が日常生活に深く根付いているせいか、占いはより身近なものだ。今日では、タブレットで占い師を選べるチェーン店の「占いクリニック」から、お守りや何十年も前の道具がずらりと並ぶ個人店まで、あらゆる占い師がいる。

東京にも占いの館はあまたあるが、ここでは独自のスタイルや背景を持ち、人生の奥底を読み解いてくれる5人の占い師を、タイムアウト東京英語版のスタッフライターが紹介する。

関連記事
2025年を代表するベスト怪談師5選

GakuのInstagramは、まるで原宿のファッションエディターが手がける星占いコラムのようだ。「HYSTERIC GLAMOUR」とコラボレーションし、公式LINEで毎週「KAIUNSCOPE」を配信している。ライターとしても活躍しており、占い師としてのユニフォームを脱ぎ着しながら自在にホロスコープを操る、プロの占星術師である。

彼は「星」を読む時、ただ単にしし座やおとめ座の運勢を見るわけではない。その人の声の抑揚や反応、おうし座のスピード重視の性質やかに座のしなやかな性質などを観察し、それをチャートと照らし合わせて占う。

ある人は、ホロスコープ上で一つの星座に惑星がきれいに集まっているため、データを確認する前から運勢を見抜ける。一方で星座のあちこちに星が散らばっている人は、しばらく話してみるまで運勢が読めないという。

また、Gakuは東京を拠点とし、トレンドの最前線に身を置く。執筆時には、トレンドと星の移動を照合しながら考察を加えているという。 最近では、イベントか、年末年始に原宿のカフェ「 BAGGAGE COFFEE」で開催する鑑定のみを行う。常連客は、彼が読み解いてくれる「上半期占い」とコーヒーを求めて店を訪れる。ここでは、ストリートウエアの新作発売と同じくらい真剣に運勢に耳を傾ける人々が集うのだ。

池袋にある「Airies Mystical(アイリスミスティカル)」はほのかにアロマが漂う、まるで独立した宇宙に足を踏み入れるような空間だ。店内にはオイルやお守り、その他小さな風水や白魔術グッズが所狭しと並べられており、購入もできる。

彼女が占い師の道を歩むようになったのは自然なことで、母親が有名な占い師だったからだ。母の前に列を成す客の姿を目にして、自分もと心に誓い、いつの日かテレビに出ることを夢見ていた。

数十年の後、まさにその通りになり、彼女はテレビ出演も果たした。自らの占いを「スピリチュアルガイダンスと直感的なアートを組み合わせたもの」と表現する。タロット・数秘術・手相占い・エネルギーリーディング、そして彼女独自の22枚のカードといったツールを用いるが、その雰囲気はセラピーと「お告げ」が融合したようなものだ。

クライアントは著名人からサラリーマン、テレビを見てやってきた観光客までいろいろだが、悩みは誰しも共通で、恋愛や仕事、「人生で何をなすべきか」といった問いを抱えている。

彼女は、自分のやっていることは単なる娯楽ではないときっぱり言う。常連客の多くにとって彼女の占いはメンタルを保つためのルーティンであり、東京で1週間を乗り切るための対処法なのだ。

広告

占いの館 千里眼」は、47都道府県に店を持つチェーン店。同館に所属するKazuaは、自らをしっかり見つめ直したい時に予約したい占い師だ。アメリカとイギリスで修行を積んだ彼女は、「full-sensory(フルセンサリー、全感覚能力)」と呼ぶ能力を駆使する。透視、透聴、トランスミディアムなど、街角の占い師とは異なる映画やテレビのドキュメンタリーで見聞きするような技法である。

彼女のセッションは「昇進できるだろうか」といった質問に答えるというより、守護霊や先祖、相談者に着いて回る精霊たちとの交信に重きを置く。オーラを読み取り、物に触れた残留エネルギーを感知する。そして、彼女が「天からの視点」と呼ぶものに同調し、あなたがなぜ行き詰っているのか、何を変えればいいのかをアドバイスしてくれる。

彼女の見た目は驚くほどスタイリッシュで、ステレオタイプな神秘主義者というより熊本のクールな婦人のようだが、必要と思った時にはすばり単刀直入に助言する。

また、占いが色眼鏡で見られているのも理解している。彼女にとって、占いは数ある言語の一つに過ぎない。重要なのは、メッセージが心に届くかどうか。もし違和感を覚えたら、遠慮なく捨てて歩き続けるべきだ、と彼女は言う。

占いの館 千里眼」に所属する天龍(あまりゅう)のセッションは、まず静かにあなたのエネルギーを調整するところから始まる。座って目を閉じると、最初の質問に入る前に、彼女は相談者の悲しみや心配、恐怖を「燃やし尽くす」のだ。

彼女は幼い頃から、死者を生きている人と同じようにはっきりと見て育つ。小学6年生の頃、何気ない怪談話にクラスメートが悲鳴を上げているのを目にして、自分が見えているものが普通のことではないことを悟ったという。

彼女の家系にはヒーラーや、より実践的な方法で「命を救う」人々が数多く存在するため、スピリチュアルカウンセラー・霊媒師・除霊師としての道を選んだことは、彼らの仕事を継承したに過ぎない。

以前は保育士・幼児教育者として、職員室で泣きじゃくる親たちの話に耳を傾け、肩の力を少し和らげて送り出す手助けをしてきた。今、彼女のクライアントは、10代の若者からリタイアした世代まで、メロドラマに登場するような不倫や離婚を経験した人、ブラックな職場で働く人、病名がつかない病に苦しむ人など、さまざまだ。

彼女は彼らの先祖や指導霊と対話し、彼らが抱える醜いものを吐き出して泣き叫ぶのを許し、彼らを背景にいるエキストラではなく、「内なるプリンセス」へとゆっくり導いていく。

中には占い師が人を怖がらせたり、運命を決めたりすると思っている人もいるかもしれないが、彼女からすればそれは大きな誤解だ。そうではなく、占い師とは人がそもそも幸せになるために生まれてきたことを思い出せるよう、降り積もったネガティブな感情の汚れを取り除くメカニックだと捉えている。

広告

一見すると、夢★卯月(ゆめ・うづき)は大手の占いウェブサイトに出てくるような典型的な「万能占い師」のように見える。彼女は、東京や横浜で占いスペースを展開する「占いハートフル」に所属し、タロット・数秘術・西洋占星術・風水・各種オラクルカード・水晶占い・オーラリーディング・催眠療法などを手がける。

彼女がこの世界とつながりを持ったのは幼少期、学校の休み時間にタロットカードを引いていたことに始まる。就職してからは、オフィスの非公式なカウンセラーへと変貌を遂げた。同僚たちが何か「おかしい」と感じた時、方向を見失った時、励ましが欲しい時に訪れる存在となったのだ。

卯月の占いは安定感があり、直感的だが、そのスタイルに少し風変わりな魅力がある。彼女は「周囲の空気を読む」こと、つまり間合いや雰囲気、相手が迷っている時に発する微妙なサインを読むことに重点を置いており、それを実際に役立つアドバイスと組み合わせて教えてくれる。

彼女のセッションは穏やかで、体系的で、意外なほど地に足が着く感覚をもたらす。あらゆる状況を経験し、注意深く耳を傾け、明確な指針を与えてくれる人を探しているなら、まさに彼女は理想のリーディングパートナーだ。

新しい年を前向きに過ごしたいなら……

  • Things to do

新年の運勢を干支(えと)にちなんで占う、東洋×西洋ハイブリッド占いを毎年公開。2026年の干支は「午(うま)」だ最後まで読んで、新しい年を前向きに過ごすヒントにしよう。

  • Things to do

「お金」を嫌いな人が一体、この世にいるだろうか。一攫千金、巨万の富……なんと素敵な言葉だろう。人は金を愛してやまない。当たると評判の宝くじ売り場に毎年できる、長蛇の列を見れば明らかだ。また「お金に困っていないけれど、もっとあったって悪くない」と余裕ある人も、「今年こそ、金運をつかみたい!」と意気込む人も、新しい年を迎える際、金運アップを神頼みしてみてはいかがだろうか。

広告
  • Things to do

「出世したい、仕事でうまくいきたい」という願いは古今東西、なりわいを問わず変わらないもの。初詣では、そんな思いを胸に強く抱き、祈りたい人もいることだろう。

ここでは、歴史上の偉人が立身出世に際して訪れたといわれる霊験あらたかな神社から、芸能関係者が多く参拝する入谷の隠れた名所、登りきると就職や転職などにもご利益があるとされている石段まで、出世や仕事運上昇におすすめと評判の都内を神社をピックアップした。

ぜひ参拝して、2024年は昇り竜のごとく、仕事が上向きになるよう願ってみては。

おすすめ
    最新ニュース
      広告