「ジブリパークとジブリ展」が、天王洲の「寺田倉庫」にあるB&C HALLとE HALLで開催される。ジブリパークの制作の裏側を紹介する展覧会として、宮崎駿の息子でジブリパークの監督を務める宮崎吾朗のスケッチや、多数の資料・模型を展示していく。 ジブリパーク内の「ジブリの大倉庫」にある「千と千尋の神隠し」の名シーンを模した立体展示が、本展でも特別に再現される。カオナシの横に座りながら、主人公の千尋になった気分をここで体験できるのがうれしい。ジブリの大倉庫内の「にせの館長室」で仕事に没頭する湯婆婆は、展覧会特別バージョンとして登場する。 東京会場では、隣接する水上施設「T-LOTUS M」を昭和の船上レストランに見立てた「昭和食堂船」が出現。「昭和が薫るナポリタ~ン」と「昭和が漂うラ~メ~ン」の2品を、週替わりで提供する(要特典付きチケット)。「コクリコ坂から」をはじめ、昭和を舞台にした作品に思いを馳せながら味わいたい。 ※9時30分~20時(6月28日は15〜20時)、入場は19時まで/9月23日は9時30分〜14時(入場は12時30分まで)/料金は1,900円、中学・高校生1,600円、小学生1,200円、未就学児無料
多彩なジャンルで才能を発揮する創作集団「CLAMP」の大規模個展が、「国立新美術館」でスタートする。デビュー作「聖伝-RG VEDA-」から最新作「カードキャプターさくら クリアカード編」までの23作品を網羅し、約800点ものカラー・モノクロ原画が一堂に会するまたとない機会だ。 本展は、7つのテーマから創作の歩みを振り返る。まず中心となるのは、CLAMPの頭文字にちなんだ「COLOR」「LOVE」「ADVENTURE」「MAGIC」「PHRASE」という5つのテーマで作品の世界をたどる展示だ。「IMAGINATION」では漫画以外の活動を含む画業を、「DREAM」では本展描き下ろしのカラーイラストをそれぞれ展示する。世界中の読者を引きつけてきたCLAMPの35年間の全貌を、本展からひもといていこう。 グッズ付きチケットも販売。チケットの詳細は、公式ウェブサイトで確認してほしい。 ※10~18時(金・土曜は20時まで)/入場は閉館の30分前まで/休館日は火曜/料金は前売り1,900円、大学生1,200円、高校生800円/当日2,100円、大学生1,400円、高校生1,000円、中学生以下無料/7月3日(水)〜5日(金)は「開幕記念限定チケット」を持っている人のみ入場可能 ©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD.©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./CLAMP展製作委員会
東京タワー真下のオープンエアな空間に、ビアガーデンならぬ「ハイボールガーデン」が今年も開催中だ。 会場は2カ所で、「TOKYO TOWER “ROOF TOP” HIGHBALL GARDEN」は2024年10月6日(日)まで、「TOKYO TOWER “CHO-TEN” HIGHBALL GARDEN」は10月14日(月・祝)まで。好みのスタイルでハイボールが楽しめる。 フットタウン屋上では、マザー牧場人気ナンバーワンメニューのジンギスカンと、ハイボールをはじめ各種アルコールやソフトドリンクが、120分食べ飲み放題で楽しめる。 1階正面玄関前では、キンキンに冷えたジョッキに注がれるサントリー最高品質の「頂店ハイボール」や、東京タワーのライトアップをイメージしたブラッドオレンジの「東京タワーハイボール」など、さまざまなハイボールが揃う。 フードは、頂店ハイボールと相性抜群のから揚げとクリスピーポテトが入った「頂店コンボ」をはじめ、マザー牧場名物の自家製ベーコンとソーセージが楽しめる「マザー牧場コンボ」、かぶりつきたくなる「ガブうまハムカツ」など、ハイボールや生ビールにぴったりのメニューが充実。爽やかな夜風を感じながら、最高品質のハイボールを堪能してみては。 ※TOKYO TOWER “ROOF TOP” HIGHBALL GARDEN:17時~21時30分(L.O.21時)/料金は5,800円、中学生以上3,800円、小学生2,800円、4〜6歳1,800円、3歳以下無料※「TOKYO TOWER “CHO-TEN” HIGHBALL GARDEN」16~22時(土・日曜・祝日は12〜22時)/L.O.は21時30分
純白をベースに黄金の王冠をデザインしたデッキチェアやパラソル、フォトブースなどで彩られ、華麗なゴールドを体現するシャンパン「モエ・エ・シャンドン」の世界観が演出されたガーデンプールが期間限定で登場した。 東京タワーを望むラグジュアリーな都会のオアシスで、モエ・エ・シャンドンとともに「クラブサンドウイッチ」や「フィッシュ&チップス」、スムージーやかき氷などが楽しめる。 終日のみならず、10時からデイプールとして利用するのもよし、最も日差しの厳しい14時から涼を感じるために飛び込むのよし、18時からのナイトプールとしゃれ込むのもよしの、3部制で展開する。 ※10~22時(1部 10時~13時50分、2部 14時~17時50分 、3部 18時〜21時50分)/料金は終日1万1,000円(各部6・9月 4,000円、7・8月 6,000円)/土・日曜・祝日・8月13〜16日は終日1万7,000円(6・9月の1・3部 6,000円、6・9月の2部と7・8月 8,000円)/6~12歳は上記の半額、5歳以下(幼児用プールのみ)・宿泊客は無料
2008年からスタートした、35歳以下のアーティストを紹介する個展シリーズ「BankART Under 35」。今回は公募制で、6人の個展を3期に分けて開催する。 第1期は、掃除道具や植物、料理などを素材に、目に見えにくい対象の生存と適応力に焦点を当て、人間や地球の疲労をユーモアで表現する野口雅俊が、ブルース、生命力、循環するもの、そして去っていくもの、つまり季節ににまつわる作品を発表。「内なる風景」をテーマに長年制作に取り組んでいる易雅静は、セロハンテープや編み袋、樹脂などを使って「自然」にあるかすかな痕跡を捉え、「自然」と「不自然」のバランスを取りながら、「自然」を再構築する。 第2期は、遊戯的な行為と体を手がかりに、暗渠(あんきょ)、ビルの天井裏、古墳、空き地など、都市や建築の周縁的領域にアプローチを試みている阪中隆文が、展覧会場で「地面に足をつけない」というルールを自身に課し、登山ロープや日用品などで空間を構成。もう1人は、自分の髪の毛をセメントで固めてみたり、一日中歩き続けてしゃべり続けてみたりしたらどうなるのか、体当たりのパフォーマンスを行うヤマモトコウジロウという興味深い組み合わせだ。 第3期は、2011年から路上で採集した銅板やブリキ、さびた鉄といった都会の漂流物を素材として、香具師の隠語で金物や明かりを示す造形物である「てっかり」を制作する東亨が決定。絵画という「一場面」での表現をあえて選んで語ることをどのように続けていくのか、また絵画そのもの、絵画自身の迎える結末や、幸福について考え、表現に取り組む泉桐子がラインアップする。 作家の次なるステップアップを目指した展覧会に、足を運んでみては。 ※11〜19時/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は400円(カタログ2冊付き)、中学生以下無料
銀座・並木通りのライフスタイルホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」3階にあるダイニング、「ナミキ(NAMIKI)667」で、「すみだ水族館」とコラボレーションしたアフタヌーンティーが開催。今回は、水族館で暮らす約260種の中から、7種類の生き物をモチーフとしたスイーツを用意する。 すみだ水族館の「江戸リウム」の金魚をイメージした、バニラアイスクリームが乗った「金魚ゼリー」や、ニシキアナゴとホワイトスポッテッドガーデンイールがシュークリームから体を伸ばしたスイーツなど、どれもかわいらしい。ドリンクはティーとコーヒーがフリーフローで楽しめる。 また、平日の夜の時間限定でオリジナルカクテルの「Jelly Fish Squash」が付いた「ナイトアフタヌーンティー」(2ドリンク制)も実施する。仕事終わりの息抜きにぴったりだ。 ※12時〜15時30分(L.O.は終了時間の30分前)/料金は6,958円
銀座に、アサヒビールによる没入型コンセプトショップが期間限定でオープン。幅11メートルもの4K大画面スクリーンによる映像体験「スーパードライ ゴーライド」を体験した後に、最高品質のスーパードライを味わえるというものだ。 スーパードライ ゴーライドとは、約5分間の映像で、スーパードライの缶に乗り込んだような視点で、製造工程を巡るというものだ。ジェットコースターのように縦横無尽に動き回る映像は迫力満点。アサヒビール茨城工場・吹田工場に併設されているミュージアムで楽しめる人気コンテンツの移植版だが、ゴーライド史上最もスクリーンを近接させ、より臨場感を出している。 提供するビールは、樽生ビールの「スーパードライ」と「スーパードライ エクストラコールド」の2種類だ(2杯目以降600円、以下全て税込み)。 サーブは、「TAP ELITE(タップエリート)」と呼ばれるビールサービングのエキスパートが監修しており、グラス、淹れ方、泡切りなど一流のスタッフが注いでくれる。「平目の昆布〆カルパッチョ」(600円)や「ソーセージ盛り合わせ」(600円)など同店のために開発したビールに合うつまみも用意する。 席はオールスタンディングで、1階と地下1階にあり、それぞれ1階が20人ほど、地下1階は30人ほどが飲食できる。 さらに地下1階はタイアップエリアになっており、オープン時は人気ロックバンドONE OK ROCKとコラボレーションした空間が広がる。特製グラスや保冷カバーなど、ここでしか手に入らないオリジナルグッズもあるので、見逃さずに。 このほか、5〜8月の月末の週末には、鮮度抜群の工場できたてビールが楽しめる。予約不要なので、軽く一杯飲みたい時や真夏の炎天下の避暑休憩には最適だろう。 ※11時30分〜22時00分(L.O. 21時30分)/定休日は不定休/入場料は700円(ゴーライド体験+ビール1杯+ペペロンチーノポップコーン付き)
日本全国から個性豊かなブルワリーが一堂に介す「大江戸ビール祭り」が「品川インターシティS&R棟前広場」で開催。秋田県のホップドッグブルーイング(HOPDOG BREWING)やオーストラリアビールのインポーターをはじめ、各週25店舗程度が出店する。 ここでしか味わえない限定ビールをはじめ、いろいろな味を少しずつ楽しめる飲み比べセットも用意。ブースのスタッフからビールの魅力やストーリーを直接聞き、クラフトビールの奥深さに触れてみるのもおすすめだ。さらにビールに合うフードも多数登場。自分だけのオリジナルのペアリングを探してみるのもいいだろう。 入場料は無料。事前予約やチケットも不要なので、誰でも気軽に参加できるのがうれしい。ビールの多様性に触れながら、秋の夜長を楽しんでみては。 ※17〜22時(土・日曜・祝日は12〜21時、23・29日は12~20時)/入場は無料
1990年代初頭から国内外の多くの場所を旅し、そこに生きる人々の生活や文化を見つめ、新しいコミュニケーションやアートの在り方に関する作品を制作してきたアーティストの島袋道浩。今回の展示は「音楽が聞こえてきた」と銘打ち、音や音楽に関連する作品で構成されている。 映像や彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなど、多岐にわたる表現は詩情とユーモアにあふれており、メタフォリカルに人々を触発するような作風で、世界的な評価を得ている島袋。これまで作曲家の野村誠や小杉武久、ミュージシャンのカシン(KASSIN)、モレーノ・ヴェローゾ(Moreno Veloso)、アート・リンゼイ(Arto Lindsay)、ブラジルの吟遊詩人であるへペンチスタなど、さまざまな音に関係する人たちとコラボレーションを行ってきた。 そんな彼の、日本初公開の「キューバのサンバ」や、関東圏では発表されたことのない作品を含む約10点が「BankART Station」の地下空間に出現する。またとない機会に、ぜひ足を運んでみてほしい。 ※11〜19時/休館日は月曜(7月15日、8月12日、9月16・23日は開館し翌日休館)/料金は1,000円、学生500円、中学生以下無料
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