七夕スカイランタン祭り
画像提供:スターリーナイトカンパニー
画像提供:スターリーナイトカンパニー

7月にしかできないこと

食・アート・音楽など、7月開催のイベントを紹介

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  • Things to do
  • 九段下
靖国神社で開催される、毎年恒例の祭り。期間中、大小3万を超えるちょうちんや、各界名士の揮毫(きごう)による「懸雪洞(かけぼんぼり)」が掲げられ、境内を華やかに彩る。本殿では毎夜、慰霊の祭儀が執り行われる。 そのほか、「青森ねぶた」「阿波おどり」「江戸芸かっぽれ」など、日本各地の祭りが境内に集結。靖国神社へ行くだけで、日本中を旅行したような気分になれる。 参道の中央ではやぐらを囲んで盆踊りを楽しむ「納涼民踊のつどい」が同時進行。企画定番曲から各地の民謡、さらにその年の新曲まで、幅広い選曲が魅力だ。 ちょうちんの灯りと賑やかな太鼓の音に包まれながら、夏の訪れを感じてほしい。 ※17時〜、各行事の開催時間は公式ウェブサイトを確認/参加は無料
  • Things to do
  • 京橋
2024年8月に完結を迎えた、大人気漫画『僕のヒーローアカデミア』。本展の原画展が、「クリエーティブ ミュージアム トーキョー(CREATIVE MUSEUM TOKYO)」でスタートする。 本展では、作者・堀越耕平の直筆原稿に加え、ここでしか見られない貴重な資料類が多数公開される。本展のために描き下ろされたキービジュアルを使用したオリジナルグッズも販売予定だ。本作で繰り広げられた熱戦を、ミュージアムで体感してみては。 グッズ付きチケット(3,900円、税込み)も販売。チケットを購入した18歳以上の入場者1人につき、未就学児1人まで無料で入場することができる。詳細は、公式ウェブサイトを確認してほしい。 ※10〜20時(入場は19時30分まで)/料金は2,200円、高校生1,400円、小・中学生900円
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  • アート
  • 六本木
「森美術館」で、「藤本壮介の建築:原初・未来・森」が開催。「2025年大阪・関西万博」の会場デザインプロデューサーを担当するなど、今最も注目される日本の建築家の一人である藤本壮介の初の回顧展だ。 藤本は東京とパリ、深圳に設計事務所を構え、個人住宅から大学、商業施設、ホテル、複合施設まで、世界各地でさまざまプロジェクトを展開している。2010年の「武蔵野美術大学美術館・図書館」、近年ではフランス・モンペリエの集合住宅「ラルブル・ブラン(白い樹)」やブダペストの音楽複合施設「ハンガリー音楽の家」など、高い評価を得たプロジェクトを次々と完成させた。 本展では、活動初期から世界各地で現在進行中のプロジェクトまで主要作品を多数紹介し、四半世紀にわたる建築家としての歩みや建築的特徴、思想を概観する。また、模型や設計図面、記録写真に加えて原寸大模型やインスタレーションなども展示される。 藤本建築のエッセンスを視覚的にも空間的にも体験してほしい。 ※10~22時(火曜は17時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金は未定
  • Things to do
  • 丸の内
1965年にアメリカから日本へ輸入され、日本独自の発展を遂げて、今年で日本上陸60周年を迎えるガチャガチャ。現在は「第4次ブーム」と呼ばれ、大人の女性を中心に老若男女に楽しまれている。「丸ビル」7階の丸ビルホールでは、そんなガチャガチャにフォーカスした展示が開催される。 カプセルに入った玩具が出てくる仕組みは変わらないが、ガチャガチャの商品のクオリティーは高く、品揃えは豊富になっている。また、ビジネスの観点から見ても急成長を遂げた。 本展では、ガチャガチャの文化的な発展に貢献する各企業の珠玉の品を展示し、その面白さを解剖。創造を形にする飽くなき探求心と、質の高い精巧なミニチュア商品や、ネタ要素満載の商品を体系的に紹介していく。 ユニークな企画の本展。ぜひ足を運んでほしい。 ※10~19時(8月15日は17時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金は前売り1,000円、高校生800円、小・中学生600円/当日1,200円、高校生1,000円、小・中学生800円、未就学児無料
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  • アート
  • 新宿
映画界の巨匠、ジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)の映像表現の革新性をひもとく日本初の展覧会が、新宿・歌舞伎町の「王城ビル」で開催。ゴダール最後の長編作品であり、「カンヌ映画祭」で映画祭史上初の「スペシャル・パルムドール」を受賞した『イメージの本』を、映像インスタレーションとして再構成する。 『イメージの本』は、歴史・戦争・宗教・芸術などの変遷を、さまざまな映画の引用でコラージュし、振り返る映画作品。本展では、映画上映の時系列的な束縛を打ち破り、視覚・空間的にゴダールの世界を体感する。映像や音の断片を通じて、ゴダールの思考に入り、彼の眼で世界を見つめる観察者となっていく。 キュレーターは、2010年の映画『ゴダール・ソシアリスム』から撮影・音響・編集を手がけ、晩年のゴダールの右腕であったスイスの映画作家、ファブリス・アラーニョ(Fabrice Aragno)。これまでドイツ、スイスなどで、会場の特徴を生かした展示が行われてきた。 また、クラウドファンディングも実施しており、リターンの一つには、『イメージの本』の制作ノートや先行販売チケットなどが用意されている。  新しい形で映画とアートの鑑賞体験を提供し、ゴダールの芸術性を極限にまで拡大させた本展。チケットの発売は6月から。往年の映画ファンはもちろん、ゴダールを知らない若い世代もぜひ足を運んでほしい。 ※12〜20時/料金は2,200円
  • アート
  • みなとみらい
「横浜美術館」で、佐藤雅彦の40年にわたる創作活動の軌跡をたどる世界初の大規模個展が開催。よく知られたテレビ番組やCM、キャラクターから、ビジュアルデザインやコピーライティング、漫画、ゲーム、楽曲、映画、教科書、膨大な著書まで、佐藤が表現者・教育者として世に送り出してきたコンテンツを一堂に紹介する。 「ピタゴラスイッチ」「バザールでござーる」「だんご3兄弟」「モルツ」「ポリンキー」など、時代を超えて話題作、ヒット作を送り出し続けた佐藤。創作の根幹には、「作り方」「分かり方」についての独自の理論やアイデアが蓄積されている。 本展では、多様な作品の創作プロセスを紹介し、その独創的なコミュニケーションデザインの考え方や理論をひもとく。あらゆる物事にじっくりと対峙(たいじ)すること、自分なりの考え方を整理整頓すること、そこから表現を生み出すことの大切さ・面白さを広く伝えていく。 どの世代の人でもなじみ深いもの、記憶に残っているものが必ずある佐藤の手がけた作品。 「これ懐かしい」から始まり、「これも同じ人が作ったものだったのか」、さらに「え、こんなものも作っているの?」と、会場で発見と驚きを繰り返すだろう。 ※10~18時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は木曜/料金は2,000円、学生1,600円、中学・高校生1,000円、小学生以下無料
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  • アート
  • 渋谷
「COJI-COJI UNIVERSE COJI-COJI meets YOSHIROTTEN “SUN”」が、「パルコミュージアムトーキョー(PARCO MUSEUM TOKYO)」で開催。さくらももこの人気作品 『コジコジ』の漫画原作30周年を記念し、アーティストのYOSHIROTTENとのコラボレーションが実現した。 YOSHIROTTENは、地球・光・色彩を題材に、自然界と都市文化、空想科学と精神世界が混じり合う世界観を描いている。2023年、国立競技場の大型駐車場を皮切りに開催された巨大インスタレーションのアートプロジェクト「SUN」は、大きな話題となった。 銀色の太陽が周囲の色彩を反射するイメージで構成されている同作は、ファインアートと商業美術、デジタルと身体性など複数の領域を往来するYOSHIROTTENならではの、SF的世界観と普遍性が混じり合ったシリーズだ。 本展では、「SUN」の世界にコジコジが出会い、今まで見たことがないユニバースな色彩をまとう全く新しい展覧会となる。EXHIBITED WORKS作品、立体作品をはじめ、365点のデジタルイメージに端を発する 「SUN」をモチーフにした作品の展示や、LEDの大型ビジョン展示など、多岐に展開していく。 ※11~21時(7月28日は18時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金は500円、小学生以下無料
  • アート
  • 上野
「東京国立博物館」で、「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」が開催。同館が所蔵する国宝などの貴重な文化財から、今世界で人気の名作アニメまで、高さ7メートルのモニターで日本の至宝への没入体験ができる。 スケールが圧巻の「イマーシブシアター」では、超高精細映像により、土器や土偶、はにわ、絵巻、浮世絵などを、普段決して見ることができない角度やサイズで堪能できる。 また、手塚治虫や高畑勲、細田守などの、日本を代表する名作アニメも登場。日本の風土の中で受け継がれてきた独自の美意識が、日本のアニメにも共通していることを感じるだろう。 壮大な映像制作を手がけたのは、建築・都市・観光・文化など多様な分野の専門知識と経験を持ったメンバーで構成するクリエーティブ集団「Panoramatiks」と、「いいものを、つくる」というシンプルな思想の元に集う 「CEKAI」だ。 また、音楽は、さまざまなメディアでの音楽制作を手がける蓮沼執太が担当した。日本文化のタイムトラベルを大迫力の映像で楽しんでほしい。 ※9時30分〜17時 (金・土曜、5月4・5日、7月20日は20時まで) /入館は閉館の30分前まで /休館日は月曜、5月7日、7月22日(3月31日、4月28日、5月5日、7月21日は開館)/料金は前売り1,800円、学生1,000円、高校生600円/当日2,000円、学生1,200円、高校生800円、中学生以下無料
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  • アート
  • 神保町
細野晴臣・松本隆・鈴木茂とともに、伝説のロックバンド・はっぴいえんどのメンバーとして活動した大滝詠一。同グループ解散直後に大滝が設立したレーベル「ナイアガラ・レコード」の50周年を記念した特別企画展「Eiichi Ohtaki’s NIAGARA 50th Odyssey」が、神保町「ニュー ギャラリー(New Gallery)」で、2025年7月11日(金)から8月3日(日)まで開催される。 本展のコンセプトは、「もしも今、東京・神保町に『ナイアガラ・レコード』の事務所があったら…」。色あせることのないアートワークの数々はもちろん、「日本ポップス界の巨人」と称された大滝の愛したアイテムたちや貴重な資料・原稿などが間近で鑑賞できる。 本企画展のキービジュアルは、大滝作品のファンであり、世界的に評価の高いコラージュアーティストの河村康輔が手がけた。 また、Tシャツやトートバッグなど、50周年を記念した限定グッズアイテムも発売されるので、会場でチェックしてみてほしい。 ※12〜20時/休廊日は月曜(7月21日は開廊)/料金は無料
  • Things to do
  • 有楽町
「コニカミノルタプラネタリウム」初の本格ホラー作品が、「コニカミノルタプラネタリア トウキョウ」をはじめ全5館で上映する。約30年で100本以上のお化け屋敷を制作した五味弘文のプロデュースで、同施設ならではの音響や全天周による没入映像により、臨場感のある恐怖体験ができる。 本作品は、ギリシャ神話と廃虚がテーマ。とある廃虚をパトロールすることになった、主人公である新人警官の視点で物語が展開される。不気味な物音や人の気配をリアルに感じられ、まるで自分が廃虚をさまよっているかのような感覚に陥るだろう。逃げ場のない暗闇に耐える心の準備をしてほしい。 場所によって、こだわりの立体音響システムや日本初のLEDドームシステムを導入している施設もあるので、詳細は公式ウェブサイトから確認してほしい。普段のロマンチックなプラネタリウムとは一味違う、夏ならではの肝試しをしてみては。 ※時間・料金は施設により異なる
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