東京、エコな量り売りショップ9選

味噌もビールも洗剤も、必要な分だけ買ってお得にゴミ削減

作成者: Miroku Hina |
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オイル
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テキスト:平川友紀

今、世界的に盛り上がりを見せている「ゼロ・ウェイスト」運動を知っているだろうか。文字通り、出すゴミを減らしていこうという活動だ。多くの人が買い物の際にビニールやパックを受け取らず、容器を持参して、バルクショップ(量り売り店)で必要な分だけを持ち帰るという生活を始めている。海外より数は少ないが、東京でも食品から日用品まで、さまざまなものが量り売りで購入できる。こだわりのある店が多く、商品が良質なのもうれしいポイントだ。今回は、出来たてのしょうゆやクラフトビール、環境に優しい洗剤まで、幅広いジャンルでおすすめの9軒を紹介。一歩先の、サステナブルな暮らしを楽しもう。

食品

ショッピング, 世界の食品・ワールドフード

グルービーナッツ 中目黒店

icon-location-pin 中目黒

2014年に日本初のナッツ専門店としてオープン。店内の全てのナッツは、650円/100グラムで価格を統一しているため、必要な量だけを購入でき、オリジナルのミックスナッツも作ることも可能に。おすすめのオーストラリア産マカダミアナッツや人気のアーモンドのほか、ブラジルナッツやピリナッツなどの珍しいナッツも並んでいる。

紙袋は無料、シルバーのジップパックは小中大が用意されていて1枚30円。天然のサプリメントともいわれるナッツは栄養も豊富だ。試食もできるので、スタッフに気軽に相談して、自分にぴったりのナッツを食生活に取り入れよう。

レストラン

オイル&ビネガー レストラン 瑞穂

icon-location-pin 自由が丘

1999年にオランダで誕生し、今や全世界で最高品質のオリーブオイルとビネガー(酢)を専門に販売する『OIL&VINEGAR©︎』。店内にあるオリーブオイルとビネガーの量り売りコーナーでは、テイスティングもできる。

まろやかでサラダなどに合う『アルベキーナ』や、スパイシーで肉料理などと相性の良い『ソリヴァ ドウロ』、料理の仕上げに使いたい『白トリュフ』など、オリーブオイルは全27種。ビネガーは『ストロベリー』や『フィグ』など、全10種がそろう。

自由が丘店には、世界で唯一、その上質な商品を使った料理が味わえるレストランが併設されている。食事をして気になったオイルやビネガーがあれば、量り売りで持ち帰り、日々の食卓の味をワンランクアップさせてみたい。

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ショッピング, 食料品店

職人醤油 松屋銀座店

icon-location-pin 銀座

全国54の蔵元の、90種類のしょうゆを100ミリリットルの小瓶で販売している『職人醤油』。量り売りしているのは『生揚醤油』という、火入れもろ過もしていない「菌が生きた」ままの2種類のしょうゆだ。

常温では発酵が進んでしまうため、一般には出回らない『生揚醤油』は、フレッシュですっきりとした味わいで塩気が強く、色が明るいのが特徴だ。瓶は3種類あり、2回目以降は瓶を持ってくれば、しょうゆの価格だけで購入できる。密閉できるものなら容器の持ち込みもOKだ。

また店舗に置いてあるしょうゆは、量り売りの『生揚醤油』も含め、全て試食が可能となっている。店員に相談しながら好みのしょうゆを探してみるのもいいだろう。

ショッピング, 食料品店

ビオセボン 麻布十番店

icon-location-pin 麻布十番

2016年12月に日本に上陸したフランスのオーガニックスーパー『ビオセボン』。海外ではメジャーな販売方法「バルク(量り売り)」を日本の店舗でも実施している。

バルクコーナーには、ナッツやドライフルーツ、穀物に豆類、調味料、シリアル、お菓子類などがズラリと並ぶ。20グラムから購入でき、買い方も簡単。備え付けの紙袋に購入する商品を入れたら、コーナー内のはかりに商品番号を入力。重さを測って、ラベルを印刷して袋に貼り、レジに持っていくだけ。

バルクコーナー以外に、デリやチーズの量り売りも実施。 安全安心な食とエコを両立した買い物は、日々の暮らしをますます楽しいものにしてくれそうだ。

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ショッピング, 食料品店

佐野みそ 亀戸本店

icon-location-pin 亀戸

創業86年目を迎える老舗のみそ屋。オリジナルのみそと、全国各地の蔵から集めた全70種類のみそを量り売りで販売している。 量り売りは創業当時からの変わらぬスタイルで、必要なみその量が家庭によってまったく異なる現代は、その需要がより高まっているという。

300グラムから100グラム単位で購入でき、試食もOK。容器を持参すればそれに詰めることも可能だ。 一番人気はもち米のこうじを使用した『金亀子みそ 赤』。みそ汁はもちろん、おにぎりに塗ってもおいしい。みそを知り尽くした「噌(そ)ムリエ」に相談すれば、好みに合ったみそをピックアップしてくれるので、初めてでも安心して買い物できる。

ショッピング, 酒屋・ワインショップ

タップアンドグロウラー 東京・下北沢店

icon-location-pin 下北沢

クラフトビールが盛り上がりを見せるなか、日本で最初に充填機(じゅうてんき)を使った量り売りを始めた酒屋。特殊な方法で圧をかけながら入れることで、ビールの酸化と泡立ちを防ぎ、新鮮な味わいを保つことができる。

オリジナルの量り売り用の瓶は32oz(0.9ミリリットル)と64oz(1.8ミリリットル)の2種。2回目以降は瓶代は不要で、おいしいクラフトビールをリーズナブルに味わえる。

「ビールではなく、クラフトビールという新しい飲み物」と店主。爽やかなホップの香りとフルーティな味わいが、スッと喉を通っていく飲み心地は爽快だ。IPAを基本に、全国から集めたさまざまなクラフトビールが常時18種類用意されている。

ショッピング, 酒屋・ワインショップ

北嶋屋

icon-location-pin 武蔵新田

黒を基調としたモダンな店の中に入ると、右奥に、巨大なサーマルタンクが2基設置されている。入っているのは、長野県の蔵元で造られ、北嶋屋のみで販売されているという生原酒だ。特別大吟醸『五代目』と純米吟醸『新田浪漫』の2種類がある。

そのほか、焼酎や日本酒の古酒、梅酒に紹興酒、どぶろくにワインなど、実に多種多様な酒が量り売り販売されている。酒を詰める瓶は、サイズや色、形までバラエティ豊かで、その場でオリジナルラベルを作って「世界で一つのプレゼント」を用意することも可能。ラベルは自分で書いても、店に書いてもらっても良い。自宅用でラベル不要なら、ラベル代500円が割引になる。

洗剤

ショッピング, ライフスタイル

エコストア アトレ恵比寿店

icon-location-pin 恵比寿

キッチン、ランドリーなどの家庭用洗剤からスキンケア、ヘアケア、ベビーケアに至るまで、エコな日用品を届けるニュージーランド発のナチュラルホームケアブランド『エコストア』。直営店となるアトレ恵比寿店には「リフィルステーション」が設置され、ランドリーリキッドやディッシュウォッシュリキッドなどを量り売りで購入することができる。

容器は密閉できればなんでもOKで、100ミリリットルから購入可能。爽やかな香りの『ランドリーリキッド(ユーカリ)』や天然成分だけでふんわりした洗い上がりを実現する『ファブリックソフナー(シトラス)』などが人気だ。

価格もボトル製品を買うよりも、断然お得。環境にもお財布にも優しいのがうれしい。

ショッピング

パタゴニア サーフ東京 アウトレット

icon-location-pin 原宿

「地球を救うためにビジネスを営む」を企業理念に掲げるアウトドアブランド『パタゴニア』は、ゴミが出ず、無駄のない消費行動(=ゼロ・ウェイスト消費)を促すため、店舗での洗剤の量り売りを実施している。

取り扱うのは『All things in Nature』。1日で94%、1週間で100%が生分解され、界面活性剤が一般洗剤の9分の1のみという、海洋環境に非常に良い洗剤だ。すすぎが1回で済むので、電気や水の節約にもつながる。100ミリリットルから購入可能で、持参した容器に詰めるスタイル。なお、容器を持っていない人には、スタッフが用意したリサイクルの小瓶を無料で提供している。

平川さん
kazuhiko Hakamada

平川友紀 ライター
リアリティを残し、行間を拾う、ストーリーライター。20代前半を音楽インディーズ雑誌の編集長として過ごす。2006年、神奈川県の里山のまち、旧藤野町(相模原市緑区)に移住。現在はまちづくり、暮らし、生き方などを主なテーマに執筆中。通称「まんぼう」。

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