TOKYO Night &Light
Photo: Runa Akahoshi

東京都庁が世界最大のキャンバスに、常設プロジェクションマッピング始動

「TOKYO Night &Light」はギネス世界記録にも認定

テキスト:
Masataka Ito
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東京のランドマークの一つ。新宿にそびえる「都庁第一本庁舎」をキャンバスにした色鮮やかなプロジェクションマッピングが、2024年2月26日(月)から行われる。4月末日までは19〜21時に上映。00分に15分間、30分に10分間と30分置きの上映となる。

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Photo: Runa Akahoshiプロジェクションマッピングの様子

この取り組みは、「最大の建築物へのプロジェクションマッピングの展示(常設)」としてギネス世界記録™にも認定された。 プロジェクションマッピングは5つあり、土・日曜と平日でプログラムが異なる。 土・日曜に上映される「TOKYO CONCERTO / 東京協奏曲」は三楽章から成り、過去から未来へ東京のさまざまなエッセンスが凝縮して音楽とともに描かれる。

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Photo: Runa Akahoshi東京が持つ自然の魅力を表現

第一楽章は神秘的に太陽が上り、全てが始まる様子が描写され、その後東京が持つ自然の魅力が描き出される。 第二楽章に入ると田畑が続く田舎だった江戸に文化が生まれ、世界屈指の都市へと発展を遂げるパワフルな東京へとつながっていく過程で、多様な人々の営みや文化が描かれる。 第三楽章は東京が持つ技術やパワーが未来へとつながるように描かれ、これからのポジティブな創造性が浮かび上がる。

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Photo: Runa Akahoshi技術やパワーが未来へとつながる

各楽章の映像は日本、カナダ、タイのトップクリエーターたちが制作し、音楽はチームラボをはじめ国内外で活躍する音楽家の高橋英明が担当。楽章ごとにジャンルを違え、第一楽章はクラシカルに、第二楽章は祭りのようなバンド音楽が奏でられ、第三楽章は疾走感のあるテクノ的音楽が映像に伴奏する。

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Photo: Runa Akahoshi月齢シルエットと東京の要素を掛け合わせた「Lunar Cycle」
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Photo: Runa Akahoshi

これ以外にも都庁舎の建築構造が古い木造建築の様に怪しく浮かび上がる「残響散歌(Aimer)」 、日々の月齢シルエットと東京のさまざまな要素を掛け合わせたビジュアルを投映される「Lunar Cycle」など、多彩な国の顔ぶれのクリエーターたちがコンビを組み、映像と音楽で楽しませてくれる。 東京の夜をあでやかに彩る新名物をぜひ自分の目で体感してみよう。

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