脳盗
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音を立てずに盗めば無料? 期間限定ショップ「盗」が赤坂にオープン

TBS ラジオ番組「脳盗」による2日間のたくらみ

テキスト:
Nozomi Takagi
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2024年3月16日(土)・17日(日)の2日間、「赤坂サカス」内の収録スタジオ「TBS赤坂ブリッツ(BLIZ)スタジオ」で、「盗んでもいい」ショップ、「盗(とう)」が期間限定でオープンする。盗むといっても、ただ商品を持っていけばいいわけではない。来場者は店に仕掛けられたある「仕掛け」をかいくぐらなければならないのだ――。 

「盗む」ためには決して音を立てないこと

限定ショップ店内に陳列されるのは、アパレルブランド「Fruit of the Loom」のジャンク品やサンプル品を加工した、ここでしか手に入らない限定アイテムばかり。アートディレクターは、ディレクターズユニット、Margtのメンバーとしても活動する高畠新が務める。

商品は全て盗むことができると聞いて、心踊る読者も少なくはないだろう。しかし、ある条件がある。それは「決して音を立てない」ということだ。

店内には、TBSラジオが保有するおよそ200もの集音マイクが設置されている。それらのマイクが挙動音を測定したら、即退店。音を扱う現場で使われている現役のマイクに対し、どれだけの人が「盗」を完遂できるだろうか。ルールは以下の通りだ。

・店内の商品は、自由に盗めます
・音を出したら即退店をお願いします
・持ち帰れる商品数には制限があります
・おひとりでもグループでもお入りいただけます
・店内の滞在時間には、制限時間があります
※このイベントは犯罪行為を推奨・容認するものではありません(原文ママ)

主催は人気TBSラジオ番組「脳盗」

ショップ「盗」の主催者は、TBSラジオ番組「脳盗」のTaiTan(Dos Monos)と玉置周啓(MONO NO AWARE)。彼らはSpotify独占配信・チャート最高順位1位の大人気Podcast「奇奇怪怪」のパーソナリティーも務めている。

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TaiTanは本ショップの期間限定オープンに当たり「静かに来てください」とコメント。ほかにも「持ち帰れる商品数には制限がある」「店内の滞在には制限時間がある」などのルールがある。いかに良い商品と出合えたとしても、冷静さは欠かないよう善処したいところだ。

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大前提として、このイベントは犯罪行為を推奨・容認するものではない。だが、お店公認でスリリングな体験ができるのは、またとないチャンスだ。国際的なスパイのつもりで、はたまた悪名高い泥棒の気持ちになって、足音は小さくとも気分は大きくチャレンジしたい。

開催日時:3月16・17日 11〜18時
場所:TBS赤坂ブリッツスタジオ

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