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知られざる都会のディープスポット、TOCビルが解体へ

施設の解体は2023年春から、完成は2027年春を予定

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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商業施設のTOC(東京卸売センター)ビルが、2021年秋をめどに都市計画申請の手続きを行い、現施設の解体を2023年春からスタートすることが分かった。

TOCは、1970年代に五反田で開館した、試験会場やセール会場として知る人も多い一大ショッピングセンターだ。もとは卸売業者のための流通業を支える存在として、オフィスやショールーム、ホール、会議室、展示場などを備えるほか、低層階には小売テナントや飲食街が入居し、五反田のランドマークとして知られる。  

品川経済新聞によると、現在のTOCビルの強みを踏襲し、品川と大崎地区の商業や流通の発展に貢献する施設を目指すことを目的に建て替えが行われる。そのほか、耐震機能などの安全性や環境負荷を軽減する取り組みも実施。

新TOCビルは、地下3階、地上30階建ての高さ150メートル。敷地面積は約2万1536平方メートルを予定、完成は2027年春の見通しだ。

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