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ソフィア・コッポラの名作が渋谷で35ミリ上映決定

『ロスト・イン・トランスレーション』『マリー・アントワネット』『SOMEWHERE』の3本

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Time Out Tokyo Editors
ソフィア・コッポラ
©2003, Focus Features all rights reserved | 「ロスト・イン・トランスレーション」
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映画監督であるソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)の名作を35ミリフィルムで限定上映するイベントが、「Bunkamura ル シネマ 渋谷宮下」で開催される。期間は2025年4月25日(金)から5月8日(木)まで。会場は、「渋谷トウエイ(TOEI)」跡地に移転オープンしたミニシアターで、Bunkamura本体の改装工事が終わるまでの営業となっている。

ソフィア・コッポラ
©2003, Focus Features all rights reserved『ロスト・イン・トランスレーション』

上映されるのは、東京を舞台に言葉も文化も異なる中で出会った男女が、喧騒(けんそう)の中で心を通わせる『ロスト・イン・トランスレーション』、若くしてフランス王妃となったマリー・アントワネットのゴージャスな生活と孤独を鮮やかに描き出した『マリー・アントワネット』、ロサンゼルスのホテルに住む人気俳優が娘との時間を通して、自らの日常と向き合っていく『SOMEWHERE』の3作品。鑑賞料金は一律1,400円(税込み)で、タイムテーブルは決まり次第発表される。

どの作品とも、ソフィア・コッポラならではの人々の孤独な心にそっと寄り添うような温かさと、今もなお色あせない個性と世界観を持っているのが特徴。特に、渋谷や新宿が主な舞台となった『ロスト・イン・トランスレーション』をアナログ特有の魅力とともに鑑賞できるのは、非常に貴重な機会だ。

映画鑑賞の前後に実際のロケ地を訪れてみるのも、作品の世界観をより深く味わう一つの方法かもしれない。

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