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Photograph: Courtesy of Google

Googleがニューヨークに世界初の常設店舗をオープン

今夏、同社拠点のあるチェルシー地区に

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Time Out editors
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2021年5月20日、Googleは同社初となるリアル店舗、Google Storeを今夏ニューヨークのチェルシー地区にオープンすることを発表した。この新店舗ではGoogleブランドの製品を見ながら、専門家と相談し、疑問点や購入について話し合うことができる。オンラインで注文した商品を、後日店頭で受け取ることも可能だ。

Google Store1号店の出店場所であるニューヨークについて、同社はプレスリリースで次のように述べている。

「Google Store Chelseaは当社の都市型キャンパスの一部として、1万1000人を超えるGoogle NYCの従業員が多く住むチェルシー地区にオープンします。Googleは過去20年間にわたりニューヨークに拠点を置いており、このストアは、この街に対する長年のコミットメントの自然な延長線上にあると考えています」

ニューヨーカーや同地を訪れたことのある人の中には、「Googleの店に行ったことがある!」と思っている人もいるだろう。それは間違いではない。Googleはこれまでにも、ニューヨーク市内にポップアップショップを何度かオープンしてきたが、今回のプロジェクトは世界初の常設店舗となる。

パンデミックを契機とした新しい生活様式の中、Google Storeでのショッピング体験はこれまでの異なるものになるだろう。この点についてGoogleはプレスリリースで「多くのお客さまは、購入する前にハードウエアを体験し、手に持ったり机の上に置いたりした時の感触や音、見た目を知りたいと思っています。しかし、来店者と店舗スタッフの健康と安全は当社の最優先事項であり、そのことを念頭に置き、将来を見据えて店舗と買い物体験を構築しています」と述べている。

地域および国の当局の指針を受け、店舗内のガイドラインは今後変更される可能性があるが、現時点では、店内ではマスクの着用、手指の消毒、ソーシャルディスタンスの確保が求められている。また、共有スペースは1日に何度も消毒され、収容人数の制限も設けられる予定だ。

とはいえ、正式な夏の始まり(夏至)まではまだ数週間あり、過去数カ月を振り返っても、新型コロナウイルス関連の行動指針は常に流動的。とりあえず、Google Storeで買い物ができることを楽しみにしておこう。

原文はこちら

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