タイ、外国人観光客待機免除を12月21日から一時停止

オミクロン株の感染拡大懸念、ワクチン接種済みは10日間待機へ

テキスト:
Sato Ryuichiro
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タイは2021年12月21日、外国人に認めていた入国時の隔離免除制度『テスト アンド ゴー(Test & Go)』の登録受け付けを同日深夜から一時停止すると発表した。これは新型コロナウイルス感染症の変異株、オミクロン株の感染拡大を防止するための措置。

タイ政府は11月にワクチン接種済みなどを条件に隔離を免除、観光業の復興を支援していた。AFP通信によると、今後はワクチン接種済みの場合は10日間、未接種者には14日間の隔離が義務付けられる見通しだ。

朝日新聞の報道では、すでにこの制度に登録した場合は隔離を免除されるものの、入国後のPCR検査の回数を増やし、同制度の再導入については2022年1月4日(火)に再検討するという。さらに、特定エリアで隔離免除して自由に行動を認める『サンドボックス制度』も、プーケットを除いて停止する。

オミクロン株の感染数は今週だけでが63人確認されており、ロイターによると、タイの新型コロナウイルス累計感染者数は219万9061人(23日4時現在)にも上る。

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