「たがやす BEAMS JAPAN ~食のカルチャーとスタイルを伝える~」
BEAMS JAPANソクバイジョ(画像提供:ビームスジャパン)

ビームスと農林水産省がコラボ、新宿店に野菜即売所や農園が出現

『たがやす BEAMS JAPAN ~食のカルチャーとスタイルを伝える~』がスタート

編集:
Genya Aoki
テキスト:
Yoko Fukushima
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セレクトショップの第一線として常に新しいライフスタイル、ファッションを発信し続けているビームス(BEAMS)。アパレルが好きな人で、ビームスの名前を知らない人はいないのではないだろうか。

そんなビームスが今回「農業とのコラボレーション」に取り組む。。2022年1月26日〜2月28日(月)に開催される『たがやす BEAMS JAPAN ~食のカルチャーとスタイルを伝える~』は、農林水産省とビームスジャパン(BEAMS JAPAN)が初めてタッグを組んだプロジェクト。若者が関心を寄せるファッション業界の強みを生かして、ウエアの販売やイベントを行い、若者へ農業への関心を持ってもらうことを目指す。

このプロジェクトを率いるのは、ビームスのオリジナルブランド『エス エス ズィー(SSZ)』のディレクターでもあり、自身も農家(加藤農園4代目)である加藤忠幸(かとう・ただゆき)だ。

『たがやす BEAMS JAPAN ~食のカルチャーとスタイルを伝える~』
加藤忠幸(画像提供:ビームスジャパン)


26日に行われた同イベントの記者発表会で加藤は、この取り組みの一つとして開発した農業ウエアの紹介を行った。「農業にも使えるけど“ガチ”すぎない、普段でも着られるディテール満載のウェア」がコンセプトで、コーチジャケット(2万4,200円)、パンツ(2万2,000円)、手甲(6,600円)、ベスト(1万3,200円)の4種をラインアップ。それぞれ農作業を機能的に行うための工夫を随所に施してある。

『たがやす BEAMS JAPAN ~食のカルチャーとスタイルを伝える~』
農業ウエア(画像提供:ビームスジャパン)

例えば、コーチジャケットは普段着にしても違和感を感じさせないデザインだが、素材はぬれても乾きやすい化繊を採用。さらに、立ったり座ったりする作業が多くてもストレスを感じさせないようにストレッチをきかせている。

中でも加藤が最もこだわった部分がポケット。農作業で使用するさまざまな備品を収納するため、ポケットは大きく、入れやすく、多めにした。野菜を収穫する際にハサミを入れても、生地が破れにくいメッシュのポケットも付いている。加藤が日頃農作業をする中で「あればいいな、面白いな」というものを形にしたという。農業ウエアは、新宿、渋谷、京都のビームスジャパン3店舗で購入できる。

『たがやす BEAMS JAPAN ~食のカルチャーとスタイルを伝える~』
コーチジャケット(画像提供;ビームスジャパン)

ほかにも、新宿にあるビームスジャパンの1階では1月29日〜2月27日(日)の土、日曜、祝日に『BEAMS JAPANソクバイジョ』を開催。野菜のおいしい食べ方などについて、直接農家とコミュニケーションを図りながら、新鮮な野菜が購入できる。

『たがやす BEAMS JAPAN ~食のカルチャーとスタイルを伝える~』
『BEAMS JAPANソクバイジョ』(画像提供:ビームスジャパン)

野菜を育てるプランターや農機具を並べたポップアップストアも店内に設置。なんとビニールハウスも出現し、スタッフが屋上農園に奮闘した絵日記や実際に育てた野菜が展示されている。訪れれば、農業を身近に感じられるだろう。

『たがやす BEAMS JAPAN ~食のカルチャーとスタイルを伝える~』
屋上農園の「BEAMS JAPAN村」と日記(画像提供:ビームスジャパン)

開催期間中、ビームス ジャパンに来店し、3,300円以上のアイテムを購入した人には『おうちでたがやす栽培キット』をプレゼントしている。水を加えるだけで野菜を簡単に栽培できるので、これを機に小さな自給自足を実践してみよう。万が一、芽が出ないなどのトラブルが発生した場合は、問い合わせればサポートもしてくれるの安心してほしい。

『たがやす BEAMS JAPAN ~食のカルチャーとスタイルを伝える~』
『おうちでたがやす栽培キット』(画像提供:ビームスジャパン)

ライフスタイルを豊かにする提案を常に行ってきたビームス。今回の取り組みで、洋服ではなく野菜を買うためにビームスを訪れたり、農業に挑戦する若者が現れるかもしれない。まずは店舗に足を運んで、ビームスの新たな試みを体感してみよう。

「たがやす BEAMS JAPAN~食のカルチャーとスタイルを伝える〜」の詳細情報はこちら

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