ケープペンギン
画像提供:サンシャインシティ

池袋「サンシャイン水族館」でケープペンギンの赤ちゃんの名前が決定

大人になる前の貴重な羽模様、元気いっぱいの「おいも」

Hisato Hayashi
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Hisato Hayashi
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2023年7月15日、池袋にある「サンシャイン水族館」内の「草原のペンギン」水槽に、ニューカマーが登場した。2月に生まれたケープペンギンのひなで、名前は「おいも」。生後50日で成鳥サイズに育ち、驚きの速さで成長を遂げたおいもは、「立派な体つきがサツマイモのよう」「イモのように身近で愛される存在になってほしい」というスタッフの思いから名付けられたという。

ケープペンギン
羽の色は子どもの模様ながら、立派な体に成長したおいも(画像提供:サンシャインシティ)

アフリカ大陸に唯一生息するペンギンのひな

ケープペンギンは、アフリカ大陸に生息する唯一のペンギン。ペンギンの種類の中では中型に分類され、体長約60センチメートル、体重3~4キログラムほどの大きさだ。主食はイワシなどの小魚で、水中で餌を食べ、岩場の隙間や、やぶの根元に巣を作る。

ケープペンギン
「サンシャイン水族館」のペンギン担当:與倉陵太(画像提供:サンシャインシティ)

サンシャイン水族館のペンギンを担当する與倉陵太(よくら・りょうた)は以下のようにコメントした。

「今のおいもは成鳥(大人の模様)になる前の「亜成鳥(あせいちょう)」と呼ばれる時期。濃淡のはっきりしない模様を見られるのは今だけです。今後も健康管理をしっかりと行い、いずれペアを組んでもらうこと、そして、次の世代へと命をつないでいくことを手助けできるように成長を見守っていきたいです。まずは、名前を皆さんに覚えてもらえるようにSNSなどを通して情報発信をしていきます」

サンシャイン水族館
画像提供:サンシャインシティ

サンシャイン水族館の名物といえば、天井に水槽があり、まるで空を飛んでいるかのように展示された「天空のペンギン」。暑いこの時期は、ペンギンのおいもと、その家族が泳ぐ様子を見に行こう。

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