セルフ駅そば
Photo:Hanako Suga

シリコンバレー発の自動調理販売機を搭載、セルフ式そば屋が上野駅に登場

最短90秒で出来たてのそばを提供

テキスト:
Hanako Suga
広告

JR上野駅11・12番ホームに、完全セルフサービスの駅そばスタンド「セルフ駅そば」が誕生した。同店は、自動調理販売機を用いた「セルフ式駅そば」の実証実験を目的に開業した店舗。そばを調理するのは、アメリカ・シリコンバレーのフードテックベンチャー企業が開発した自動調理販売機「Yo-Kai Express」だ。

精密なプログラムと独自の解凍技術によって、注文が入るたびに最適な調理をし、最短90秒で出来立ての温かい食事を提供できるという。

セルフそば
画像提供:JR-Cross

メニューは「たぬきつねそば」「紅しょうが天そば」「ちくわの磯辺天そば」「柚子胡椒香る豚肉そば」の4種。ランチタイムを過ぎた時間帯に訪れてみると、4人ほどの客が並んでいた。

セルフそば
画像提供:JR-Cross

調理時間は2分に満たないが、決済時間も含めると提供されるまでにかかるのは、1人当たり3分ほど。容器はプラスチック製で、取っ手が付いているので持ち運びも簡単だ。肝心なそばもロボットが作ったとは思えないほどのクオリティーに保たれており、短時間で調理されたのにもかかわらずアツアツだ。

立ち食い席が10席ほどしかないが、ゆったりとしたスペースが保たれているので隣を気にせず食事できるのもうれしい。オープン翌日の2023年6月21日には想定以上の利用者があり、商品製造体制が追いつかないハプニングがあったとのこと。多くの人がロボットが提供するセルフそば屋に注目しているようだ。

通勤や移動の最中に駅の構内でサクッと腹を満たしたい人は、ぜひ立ち寄ってみてほしい。

関連記事

ギネス級、世界一辛い唐辛子のジャンボ餃子が新宿思い出横丁で販売

井村屋の高級アイスブランド「和涼菓堂」が大丸東京店に期間限定出店

もはや固形、天下一品史上最強の「こってりMAX」が全国で発売

東京、鶏白湯ラーメン14選

朝食にぴったり、本格スウェーデンスタイルのワッフルが西早稲田に登場

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら  

最新ニュース

    広告