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2025年9月オープン、「ニュウマン高輪」で注目すべき5のこと

巨大植物園や天空のバー、日本のカルチャー発信など多様な価値観が交差する空間

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Time Out Tokyo Editors
ニュウマン高輪
画像提供:ルミネ
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2025年9月12日(金)に、複合施設「高輪ゲートウェイシティ(TAKANAWA GATEWAY CITY)」内の「ニュウマン高輪」がグランドオープンする。3月に「ブルーボトルコーヒー(Blue bottle coffee)高輪カフェ」と「ニコライバーグマン(Nicolai Bergman)高輪」が先行開業し、注目が集まっている。

200店舗が入居し、クリエーティブな空間に幅広く個性的なテナントが集結。「伝統とモダン」「都市と自然」「大人と子ども」などさまざまな日常や価値観が融合した、新しい体験が待っている。

ルミネ史上最大規模となる同施設。この記事では、特に注目すべき5つのことについて紹介する。

1. 地上150メートル、都会の植物園

ニュウマン高輪
画像提供:ルミネルフトバウム

ルミネ初、地上150メートルの延床面積約8000平方メートルのフロアで展開する壮大な「ルフトバウム(LUFTBAUM)」。日本各地の職人たちが育てた植物を展示したパブリックガーデンや、多彩なショップが並ぶ

The Public Place
画像提供:ルミネ「ザ パブリックプ レイス」

オールデイダイニングの「ザ パブリックプレイス(The Public Place)」は、エントランスバーでの一人飲みから大人数での団らんまで、多様なシチュエーションで利用できる。ほかにもルミネ初出店の和食居酒屋「高輪それがし」や、そばとワインのペアリングが楽しめる「〆蕎麦 燦々」が出店予定だ。

2. 世界に発信する日本の食と文化

ニュウマン高輪
画像提供:八芳園「割烹 ブタイ」(店内イメージ)

日本文化を海外へ発信するテナントも数々入居する。

老舗料亭の「八芳園」が手がける新業態「割烹 ブタイ(BUTAI)」では、伝統的な和道具を使って料理人がゲストの目の前で調理する。「江戸」がテーマの料理を展開し、全国から東京に集まる豊かな魚介や、野菜は主に関東で収穫したものを贅沢に使用する。

カウンターテーブルはクリ材の一枚板を使用。壁は茶室などに使われる聚楽壁(じゅらくへき)風に仕上げ、伝統とモダンが融合した空間で食事を楽しめる。

ニュウマン高輪
画像提供:八芳園「八芳園洋菓子店」のスイーツ

また同店のもう一つの新業態として、ブランド初のパティスリー「八芳園洋菓子店」もオープン。商品はすべて八芳園のパティシエが手がけるオリジナルの新作で、「プリンロール」「サブレショコラ」など、八芳園のこだわりあふれる商品を常時40種類以上が購入できる。

2026年春にオープンするエリア「ニュウマン高輪 ミムレ(NEWoMan TAKANAWA MIMURE)」では、日本の食に着目し、ビールやコーヒー、チョコレート、ジェラートなどのオープンファクトリーが入居。生産者や産地とつながり、ヘルシーで特別な食体験を提供する。

ニュウマン高輪
画像提供:ビームス「ビームス カルチャート」の店舗イメージ

そのほか、アパレルブランド「BEAMS」が手がけるカルチャーを横断するプロジェクト「ビームス カルチャート(BEAMS CULTUART)」の、初の単独店舗が入居。現代アートやアニメ、音楽、グラフィックなどを独自のセンスでセレクトする。アーティストとのコラボレーション商品の販売や展覧会なども開催予定だ。

 3. 遊び心を呼び覚ます、創造的なパーク

ニュウマン高輪
画像提供:ルミネ「こもれびら」のイメージ

サウスの5階にある「こもれびら」では、居心地の良い日常をコンセプトに、新しい過ごし方を提案する空間をフロア全体で展開。同エリアの中心となる「ブンキツ トーキョー(BUNKITSU TOKYO)」は、本と出合うための滞在型本屋「文喫」史上、最大規模の旗艦店だ。約10万冊を揃える。

また、「あそびとアート」をテーマに、みんなで一緒に遊べる屋内パークを併設。パークは「あそび環境メーカー」のジャクアツが監修した。ほかにも、生活雑貨店の「中川政七商店」や、七五三やバースデーなどハレの日に利用したいフォトスタジオなど、何気ない日常を自然に彩ってくれるような空間が融合している。 

4. 都内最大の大型店舗が複数入居

ニュウマン高輪
画像提供:ルミネ「高輪サウナス」

ブンキツ トーキョーのほかにも、1600㎡に9つのサウナを構え、プラントベースのレストランやカフェ、ワーキングスペースも完備した「高輪サウナス(SAUNAS)」や、職人技が光るアパレルブランドの「ポータークラシックシネマ(PORTER CLASSIC CINEMA)」の都内最大級の店舗など、大型店舗が集結。都心の駅近ながらゆったりと買い物や食事をしたり、サウナを楽しんだりできるのも魅力的だ。

ファッションブランド「CFCL」では、衣服を回収・修復し販売するニュウマン高輪だけのサービスを提供する。

ニュウマン高輪
画像提供:ウルフギャング・ステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス 高輪店」の店内イメージ

また、ショコラ専門店「ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)」や「ウルフギャング・ステーキハウス」など、世界的ブランドも大型店舗を出店する。

5. 開放的な空中ラウンジでナイトアウト

ニュウマン高輪
画像提供:ルミネ「ループス」

地上28階、ルフトバウムのラウンジ「ループス(LOOPS)」は、ホーンスピーカーから心地よい音楽が流れる開放的な空間がゲストを包み込む。バーテンダーが手がけるカクテルや世界のワイン、クラフトビール、ノンアルコールドリンクとともに、昼夜問わずリラックスできる。貸切パーティーやDJイベントにも対応し、刺激的な夜を過ごすのも楽しみだ。

商業施設を超えて、新しい都市の中核として期待されるニュウマン高輪。バラエティ豊かなテナントでの体験を通して、お気に入りの過ごし方を見つけるのもいいだろう。高輪ゲートウェイエリアとともに、ニュウマン高輪の進化に注目していてほしい。

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