Netflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ『大坂なおみ』7月13日(火)Netflixにて全世界独占配信
Photo: Naomi Osaka

Netflixで大坂なおみドキュメンタリーシリーズが7月13日公開

2年間密着したオリジナル作品、監督はギャレッド・ブラッドリー

テキスト:
Genya Aoki
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Netflixは、世界最高峰のテニスプレーヤー大坂なおみのオリジナルドキュメンタリーシリーズ『大坂なおみ』を、2021年7月13日(火)に配信することを発表した。

彼女は一流のプレイヤーであるにとどまらず、さまざまな主義主張を明確に表現し、次世代のリーダーとしても最も注目されているアスリートの一人だ。本作は、プレッシャーに満ちた勝負の世界で生き抜く一人の女性としての大坂のプライベートに、2年間密着したもの。2019年の全米オープンからのグランドスラム連覇の功績をはじめ、その裏に秘められた決断、葛藤、思いなど、これまで明かされることのなかった彼女の「歴史」と「今」に迫る。

Netflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ『大坂なおみ』は7月13日(火)Netflixで全世界独占配信
Netflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ『大坂なおみ』は7月13日(火)Netflixで全世界独占配信

メガホンを取るのは、ギャレッド・ブラッドリー。これまで人種や階層、アメリカの歴史をテーマにした作品で高評価を受け、黒人女性を追った『タイム』が第93回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画にノミネートされた、新進新鋭の女性監督だ。

全3話の中で描かれる大阪の姿は実に多様である。世界を飛び回りながら、プレッシャーを抱えて戦いながらも、黒人の命の大切さを訴えるマスクを着けて試合に挑む様子などの意思を持つアスリートとしての一面を映す。

また、日本人の母親とハイチ系アメリカ人の父親というバックグラウンドや自身のルーツと向き合い、代表選手として活躍する日本とのつながりもひもといていく。家族と過ごすありのままの素顔も見せ、若きアスリートであり次世代のリーダーとして世界に注目されながら、多文化的なアイデンティティーを持つ大坂の、潔いほどの実直さと繊細さを投影した作品になっている。

本作は2021年6月22日(火)に開催される『AFI(アメリカ映画協会)ドックス映画祭』のオープニングナイト上映作品に選ばれている。同映画祭は、受賞作の多くがアカデミー賞やエミー賞にノミネートされていることから、今後の賞レースの前哨戦としてその動向にも注目が集まっている。

誰も知らなかった彼女の姿に心揺さぶられること間違いなしの作品を、今から心待ちにしよう。

Netflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ『大坂なおみ』の詳細情報はこちら

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