メルボルンに超高層インフィニティプールが登場

Australia 108の70階、地上212メートルに位置

Rebecca Russo
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シンガポールのマリーナベイ・サンズを見ても分かるように、インフィニティプールは高い場所にあるほど、その良さが「無限」に広がるものだといえるだろう。メルボルンにもマリーナベイ・サンズに引けを取らないインフィニティプールが誕生した。場所はサウスバンク地区に新しくできたラグジュアリーな超高層マンション、Australia 108の70階。

このインフィニティプールは、(残念ながら)同マンションの住民向けに作られたもの。北向きと南向きに台形をした同サイズのプールが一つずつあり、どちらも長さは18メートル、幅は最も広いところで5.3メートル。地上からの高さは212メートルで、世界で2番目、南半球で一番高いところにあるプールとなる。北向きのプールからはメルボルンの高層ビル群が、南向きのプールはポートフィリップ湾、アルバートパーク湖、ダンデノン山脈が一望できるのも魅力だ。

Australia 108は100階建てで、高さ319メートル。メルボルンにあるユーレカタワーを抜き、オーストラリアで最も高いビルになった。外観の特徴は、ビル中央部に見られるStarburstと呼ばれる星型をモチーフにした金色の装飾。ちょうどこれがある部分が、インフィニティプールやラウンジ、ミーティングスペース、ダイニングルーム、シアター、ジム、さらには垂直型スカイガーデンなどの住民向け施設が集中しているフロアとなっている。

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