MATE. BIKE TOKYO
Photo: Keisuke Tanigawa

窪塚洋介も共感、クール×エコなE-BIKE専門店が恵比寿にオープン

環境大国デンマーク発のブランド、メイト. バイクが日本初上陸

テキスト:
Genya Aoki
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E-BIKEはスポーツバイクに電動アシストユニットを搭載した電動自転車で、コロナ禍と気候変動対策の2つに適応する注目のモビリティだ。そんな次世代型のE-BIKEブランド『メイト. バイク(MATE. BIKE)』が環境大国デンマークから、ついに日本へ初上陸を果たした。

2021年3月26日にメイト. バイク トウキョウ(MATE. BIKE TOKYO)が恵比寿にオープンし、3週間がたった。同店は、コペンハーゲン発のE-BIKEブランド『メイト. バイク(MATE. BIKE)』の世界初となる旗艦店だ。 

MATE. BIKE TOKYO
Photo: Keisuke Tanigawa

『メイト. バイク』は、今日の過度な交通渋滞や気候変動などの環境問題を危惧した姉弟、クリスチャン・アデル・ミシェル(Christian Adel Michael)とジュリー・クロンストラム・カートン(Julie Kronstrøm Carton)によって2016年に発足。テクノロジーとエコロジーとファッションを融合したE-BIKEとして実践的に設計されたブランドだ。現在、80カ国以上に発送している、今最も人気のあるE-BIKEの一つである。

同店で販売する『メイトエックス(MATE X)250』(33万円)は、開発者自らが長年E-BIKEに乗るなかで「もっとこうなればいいのに」という問題意識の数々を具現化したもの。フルサスペンション、内蔵バッテリー搭載ながら折り畳みもできる。電池はリチウムイオン式を採用し、5〜10年で寿命を迎えてもリサイクルできる。今後は同店でも回収、交換にも対応していく。

さらに、力強いファットタイヤで街乗りからアウトドアでの走行にも適応。バッテリーはフレーム内から取り外しでき、通常のコンセント電源から充電できるのも大きな利点だ。

MATE. BIKE TOKYO
Photo: Keisuke Tanigawa

「『メイト. バイク』の大きな特徴の一つは、ヨーロッパにおけるE-BIKEの文化的背景があること」だとメイト. バイク トウキョウを運営するTeamMateのメンバーの一人である今城直也は語る。ツール ド フランスをはじめ、スポーツバイクに対する認知が進んでいる上、都市部における自転車専用の道路整備や排気ガス規制など自転車に対する制度的な後押しも日本よりも大きい。こうした背景を経て、2010年ごろから欧米諸国でE-BIKEはムーブメントとなり、現在もその勢いはとどまることがない。

「いきなり出てきたわけではないんです」と今城は続ける。こうした背景の中で、各社が切磋琢磨してきた先にある製品がこの『メイト. バイク』なのだ。E-BIKEの乗り比べに来る客でも満足してくれることが多く、手応えを感じているとのこと。

MATE. BIKE TOKYO
Photo: Keisuke Tanigawa

店舗はモダンな北欧をイメージした内装で、内壁にはリサイクル素材や植物性の塗料を使用。床やカウンターには麻炭を配合し、華道家の萩原亮大が手がけた植物作品が並ぶアーティーでグリーンな空間になっている。

店内では『メイトエックス 250』を販売するほか、オンラインフォームで予約しておけば試乗もできる。カフェスタンドも併設し、ビーガンやエシカルなコーヒー、茶、クラフトビールなどのメニューを提供。コーヒー豆は、俳優の坂口憲二のオリジナルブランド『The Rising Sun Coffee』を使用するなど、随所にこだわりがあふれている。

MATE. BIKE TOKYO
Photo: Keisuke Tanigawa


同ブランドのコンセプトや製品に感銘を受けた俳優の窪塚洋介がジャパンアンバサダーに就任し、プロモーションムービーも公開。窪塚は「MATE. BIKEの持っている可能性と、未来にとてもマッチした次世代の乗り物だなと思っております。俺も激しく応援しております。今回は“東京編”の動画を作りましたのでぜひご覧ください。」(原文ママ)とムービーに寄せてコメントした。

今後は5月に街乗り用の軽量モデルを販売するほか、同店以外にも試乗ポイントを拡大する予定。ヨーロッパのシティーライドに適したE-BIKEから、環境問題やエコフレンドリーの概念をライフスタイルに取り入れるきっかけにしてみては。

メイト. バイク トウキョウの詳細情報はこちら

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