Soho in London
Photograph: cktravels.com / Shutterstock.com

ロンドン、ソーホーなどの歩行者天国を一旦終了

恒久化のための市議会と住民の協議は継続

テキスト:
Rhian Daly
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2021年夏の初め、ロンドンのソーホーでは、いくつかの通りが車両通行のない歩行者天国となり、屋外席での飲食も楽しめる場所に変わった。しかし残念なことに、これらの通りは10月1日(金)から通常の状態に戻ることになった。

ウェストミンスター市議会による屋外飲食計画で、時間帯により車両通行禁止が行われていたのは、バーウィック・ストリート、グリーク・ストリート、ディーン・ストリート、オールド・コンプトン・ストリートなど。これはパンデミックで打撃を受けたホスピタリティー産業のビジネスを回復するため、地元のバーやレストランが屋外の席を車道にも拡大することを認めるための対応だった。

この車道閉鎖の取り組みは、9月30日(木)に終了する予定だが、今後恒久的なもの、少なくとも季節的なものとして再開されることが期待されている。市議会ではソーホーをはじめ、コヴェント・ガーデン、セント・ジョンズ・ウッド、ピムリコなどの地域住民と協議をしていて、市議会側の提案への同意が得られれば、再び車道閉鎖が実施される見込みだ。

例えばソーホーについては、移動や交通手段、住民の生活、ビジネスニーズ、環境、アクセシビリティなどを考慮した「デザインビジョン」の策定が進行中。基本計画フェーズは10月に終了。11月から12月にかけて、コミュニティーワークショップやポップアップイベント、オンラインアンケートなどを通じてさらに協議が続けられる。

計画の詳細については、ウェストミンスター市議会の公式ウェブサイトや特設ウェブサイト『Vision for Soho』で見ることができる。

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