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2022年、ブルックリンのグリーンポイントに誕生して以来大きな成功を収めてきた日本をテーマにしたミニマーケット「50 Norman」が、2025年4月26日に売り場を拡張。3つのブランドショップを追加し、新たなフェーズをスタートさせた。
今回加わったの日本の家電ブランド「バルミューダ」、東京・合羽橋に店を構える料理道具専門店の「釜浅商店」、そして住空間と家具に焦点を当てたクラフト志向のデザインショップ「Cibone O’Te」だ。
さらに6月には、カフェ、レストラン、バーの機能を併せ持つ「Cafe O’Te」の開業する予定。フランスのワインバーのような雰囲気に、和の要素を織り交ぜた空間となるという。
これまで同マーケットに入居していた陶器やキッチン用品、禅の瞑想(めいそう)グッズ、アート作品を扱う日本のホームデザインストア「Cibone」、好みのだしパックを調合できる「Dashi Okume」、9品のコースを提供する和仏融合のレストラン「House Brooklyn」は、もちろん引き続き営業を続けている。
昨今のニューヨークは、まさに「ジャパンカルチャールネサンス」の真っただ中にある。2025年初めには「チェルシー マーケット」 に無印良品プロデュースの食品マーケットがオープンしたほか、インダストリーシティ内にはバンダイナムコショップが登場し、日本風クレーンゲームは再び注目を集めている。
50 Normanの拡張は、ニューヨークにおける日本的・日本発インスピレーションを受けたビジネスの再興における一つの象徴といえるだろう。
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