リモートワークと地域再生を両立、未来を考えるメンバー募集

足助町の地域滞在型プログラム『はじまりapartment』、応募は8月31日まで

編集:
Time Out Tokyo Editors
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愛知県豊田市足助町で、地元の物件に滞在して地域づくりに関わるプログラムはじまりapartment』が展開中だ。このプロジェクトは同町の『地域核エリア再生事業』の一環。「街とあなたの未来が動き出す」というコンセプトの下、事業再生や2拠点生活に興味を持つ人々が滞在し、地域とともに未来を考える取り組みだ。

はじまりapartment
はじまりapartment

期間は2021年10月1日(金)〜10月30日(土)、応募対象は20〜35歳前後で期間中3分の2以上の日数滞在できる人。人数は8人、参加費は1人2万円(交通費、食費などは各自負担)だ

足助町は、豊田市中心部から車で30分ほどの「奥三河」と呼ばれる山深いエリアに位置し、11種類ものカエデが色づく日本有数の紅葉スポット、香嵐渓にも近い。往時の宿場町の趣きをそのまま残す町並みは、伝統的建造物群保存地区に選定されている。

はじまりapartment
秋の香嵐渓

参加者は、町内中心部にあり、かつては町で親しまれてきたうどん屋の日本家屋で共同生活を送る。時間の使い方や過ごし方については基本的に自由だ。

滞在物件や公共施設などでリモートワークをしたり、この機会に地域に関わって新たな事業などの可能性を探ったりするのもいいだろう。ただし、以下の2つのミッションがある

・町の人々の思いや課題を理解した上で、足助町のポジティブな未来につながる何らかのプランを考える。それを終盤に予定される交流会で発表すること。体験者ならではのフレッシュな発想が、客観的な視点から求められる。

・足助町での日々や発見などについて、SNSなど何らかの形で発信すること。自らが足助町の暮らしを広く伝える役割を担うのが目的だ。

はじまりapartment
足助町のすぐ隣を流れる巴川

応募の締め切りは8月30日(月)。9月7日(火)までに順次、参加者が発表される。9月中旬に、メンバーのうち希望者も参加して滞在先のDIYを行った後、10月1日(金)から実際の滞在がスタート。10月中旬から下旬に予定されているゲストイベントなど、思い思いのスタイルで足助地区の1カ月間を楽しみながら、町の未来に向けた提案や関わりを期待される。

停滞しがちなこの時期、このプログラムが自身と地域の未来が少しでも変わるきっかけとなるかもしれない。思い切ってその一歩を踏み出してみては。

『はじまりapartment』の詳細はこちら

テキスト:間庭典子

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