グテ Goûter
Photo: Kisa Toyoshima

学芸大学駅前に多彩なパンと焼き菓子の店「グテ」がオープン

人気パティシエのセバスチャン・ブイエ手がける「おやつを選ぶわくわく感」

テキスト:
Aya Hasegawa
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2023年11月17日、都会的で華やかなフランス菓子が人気のセバスチャン・ブイエによる、グテ(フランス語でおやつ)をテーマにしたパンや焼き菓子の店、その名も「グテ(Goûter)」が、学芸大学にオープンした。駅西口を出てすぐ、東横線の高架に沿って徒歩1分の立地だ。 

グテ Goûter
Photo: Kisa Toyoshima

ブイエはフランス・リヨンに14店舗を構えるパティシエ兼ショコラティエ。日本では東京と大阪に4店舗を展開している。さらに、生菓子や焼き菓子をメインとするパティスリーやショコラの専門店に加え、2015年にフランス・リヨンで、「どこか懐かしいおやつ」をテーマにしたブランド、グテをオープン。学芸大学の店はその海外1号店となる。

グテ Goûter
Photo: Kisa Toyoshima

店舗には、パティシエならではのひと手間加えたパンから、毎日食べたくなる焼き菓子まで、大人が童心に戻れるような「おやつ」が勢ぞろい。多彩なお菓子やパンを通して、フランスの食文化をより身近に体感できる。「全部おいしいから、全部食べてほしい。だから、毎日購入できるような料金設定にしている」とブイエが語るように、良心的な価格がうれしい。

グテ Goûter
Photo: Kisa Toyoshimaブイエおすすめの「リヨンサンド フロマージュ」

ブイエにおすすめを聞いたところ、「リヨンサンド フロマージュ」(411円、以下全て税込み)を真っ先に挙げた。日本店のオープンを記念して新たに制作したアイテムで、サクッと香ばしいクロワッサン生地の間に爽やかなユズ風味のチーズケーキとフランボワーズソースをサンドしている。

グテ Goûter
Photo: Kisa Toyoshima「クッサンルージュ」

「クッサン ルージュ」(389円)は見た目も味わいも華やかな逸品。クロワッサン生地の中にはコンカッセを混ぜたクリームが入った、お菓子とパンの垣根を超えるという同店のコンセプトを体現したようなアイテムである。

「ル・ジェニー」(432円)はブイエの妻の名を冠した「おやつ」。ブラウニーとクッキーを掛け合わせ、キャラメルとプラリネのソースをかけて仕上げた。「メロンパン」(216円)や「あんブリオッシュ」(249円)などは日本オリジナルの商品だ。 

グテ Goûter
Photo: Kisa Toyoshima

ゴーダチーズやハムを贅沢にサンドして焼いたセバスチャン流のクロックムッシュ「クロックブイエ」(594円)など、パティシエならではアレンジを施した食事系のパンも充実している。「マルゲリータ」(540円)、「ベーコンポテト」(594円)などのピザ系のパンは、フランスの本店でも提供しているが、日本人の好みに合わせてアレンジしたという。

グテ Goûter
Photo: Kisa Toyoshima
グテ Goûter
Photo: Kisa Toyoshima

店内のイートインスペースは2テーブルも設置。パンや焼き菓子と楽しめるコーヒー(292円)もリーズナブルな価格で提供している。

グテ Goûter
Photo: Kisa Toyoshima

ブイエが日本で手がける店では初の路面店。子どもの頃に味わった、おやつを選ぶわくわく感を体感すべく、足を運んでみては。

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