オーロラを眺めながら「ととのう」、ノルウェーの水上サウナが人気

サウナ後はすぐそこの北極海でひと泳ぎ

Huw Oliver
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Huw Oliver
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世界でも最高のオーロラが見られる場所の一つとして知られるノルウェー北部の街、トロムソ。2020年9月、この街の港にとんでもなくスタイリッシュな水上サウナがオープンした。

北極圏の真っただ中に位置するトロムソでは、冬の夜がとてつもなく長くなる。しかしこの新しいサウナができたおかげで、地元の人や放浪のオーロラ愛好家は、別世界にいるような景色を楽しみながら、すでにこれまで以上に充実した時間を過ごしているようだ。

深い青色の北極海に穏やかに浮いたこのサウナの名前は、Tromsø Sauna。売りにしているのは「毎日の贅沢」で、サウナと素晴らしいオーロラ(ノルウェーでのピークは11月から3月)を同時に満喫できる。すぐそこは海。「ととのう」ために、テラスから海へ入ってひと泳ぎすることも可能だ。

このサウナは、家具製造を手がけるEkte、建築事務所のStapa、そしてサウナを運営するPustのコラボレーションプロジェクトとして誕生。Pustの共同所有者、エリック・ストレンジ・アンクラは、「オープン以来、人々の日々の暮らしの一部となっているようで、本当に人気です。朝のひと泳ぎ、昼食時のひと浴び、そして、遅い時には22時の夜サウナなどと、一日中あらゆる時間帯に訪れていただいています」と語っている。

今のところ、トロムソの近くにでも住んでいない限り、このサウナの素晴らしさは想像するしかない。しかし、旅行が再び可能になり、自由に移動できるようになれば、きっと多くのオーロラ見物客、そしてサウナーたちが、コロナ禍を耐えた自分たちへのプレゼントとして、この地に向かうことだろう。

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